「ラフテルとかくるとワクワクしてしまう」「終わりが見えてくると寂しいな」『ONE PIECE』ついに物語の終幕が見えてきた!? 一方、『ワールドトリガー』アニメ放送は打ち切りを逃れる!?

――発行部数約260万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!

1603_jumpreview_14.jpg「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

 3月7日に発売となった「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2016年14号の表紙を飾ったのは、連載一周年を記念して2号連続カラーとなる『ブラッククローバー』。物語の方は、騎士団VS魔眼の戦いが始まり「ブラクロは熱い展開の連続だなぁ」「ブラクロ今週もフエゴレオンの株が上がったな!」と好評のようす。

 一周年にあたり作者の田畠裕基氏は、「皆様のお陰で一周年! 有難うございます!」と巻末で喜びのコメント。さらに、人気ルーキー作品応援企画として、「J(ジャンプ)昇り竜キャンペーン」が開催される。このキャンペーンは『ブラッククローバー』、『左門くんはサモナー』、『ものの歩』の、今号センターカラーで人気急上昇中の3作品を応援する企画。同3作品の扉にある3つの言葉を並べて生まれる1つのキーワードを書いて応募すると、非売品の特製缶バッチが抽選で300名にプレゼントされるぞ。

 また巻頭カラーには、7月公開予定の『ONE PIECE FILM GOLD』映画情報が。物語のカギを握ると噂される、テゾーロ一味のマル秘情報も解説されている。各キャラクターの紹介に加え、尾田栄一郎氏による“ゴルゴルの実”の能力者、ギルド・テゾーロ、“ラキラキの実”の能力者、バカラなどのテゾーロ一味のデザインラフも掲載。個人的には謎に包まれた謎の歌姫、カリーナが可愛くてお気に入り。カリーナには、まだまだ隠された真実があるそう。早く詳細がほしいところ。

『ブラッククローバー』以下、『ONE PIECE』、完結まであと2回の『暗殺教室』、センターカラーの『ものの歩』……と続く今号の「ジャンプ」。『ONE PIECE』では“最後の島”ラフテルの情報が登場し、物語はついに“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”へ。これには読者からも「ワンピええやん」「ワンピなんだかんだラフテルとかくるとワクワクしてしまう」「ワンピース、ようやく話が本筋に絡んできてくれたか」「ポーネグリフとかロジャーとかひとつなぎの大秘宝とか懐かしい」との声が上がっている。しかし「ワンピースも終わりが見えてくると寂しいな」と複雑な心境の人もいるようだ。

 そして、前号でついに卍解した浦原喜助の活躍が見られるかと思った『BLEACH』が作者急病のため休載に。「ブリーチ休載かよ 楽しみにしてたのに」「これが裏原の卍解の能力ってことか」との声が上がっているが、次号で再開予定だという。その代わり(?)なのか、今号では期待の次世代ギャグ作家・林聖二氏による特別読み切り『人間 碓井一臣』が掲載されている。林氏は第81回「赤塚賞」の佳作に選ばれた『ヒデ』の作者。主人公がなんとなく斉木楠雄に似ている気がする。

 最後に、巻末コメントでは「ゲーム・オブ・スローンズにハマっています! ドラカリス!!」(佐伯俊)、「LiSAさんにどハマり中。毎週ライブDVD観ながら作画してる」(古味直志)とマイブームを話す作家が多い中、『ワールドトリガー』の作者・葦原大介氏は「単行本14巻と公式データブックが発売中です。何卒よしなに」とコメント。テレビ朝日系で放送中の枠がスポーツ番組に変わり、打ち切りに賛同する声も上がった同作だが、巻頭カラーでは4月に開催される「ワールドトリガーフェスティバル2016」開催決定の情報が。アニメは放送時間が移動されるだけの可能性が高いかもしれない。
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社)

BLEACH―ブリーチ― 71 (ジャンプコミックス)

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気になるタイミングで休載なのがオサレ

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