『ミルキィホームズ』スクリーンアベレージ1位!『同級生』1億円突破! 小規模劇場アニメが超頑張っている!!

2016.03.07

『ミルキィホームズ』公式サイトより。

 2月27日~2月28日分の【週末映画興行成績】(興行通信社)は、1位を『黒崎くんの言いなりになんてならない』が獲得したほか、4DX上映&新規劇場での公開もあって、15週目にして『ガールズ&パンツァー 劇場版』が10位にランクインしたことが話題となったが、ランキングにこそ入っていないが、奮闘している劇場版アニメがあるので、改めてお伝えしたい。

 先月27日から公開中の『劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ~逆襲のミルキィホームズ~』は、2月27、28日の土日2日間の興行収入が1,600万円を突破。数字だけ聞くと、そんなものかと思ってしまいそうだが、『劇場版ミルキィホームズ』は全国わずか11館での公開。1館あたりのアベレージとしては約150万円となり、スクリーンアベレージ(SCR/1スクリーンあたりの興行収入)では堂々の1位を獲得しているのだ!

 ギャグ満載だったTVアニメシリーズ第1、2期のスタッフが劇場版の製作を担当しているだけあって、とにかくギャグを畳み掛ける勢いがすさまじく、これまでのシリーズに登場したキャラクターを細かく多数登場させている割には、上映時間は約70分と上手いことコンパクトにまとめられており、劇場に赴いたシリーズのファンからの評価は概ね高い。例えばYahoo!レビューを見てみても、平均4.25点の高得点をマークしている(レビューは15件しかないのだが/4日時点)あたりが、ヒットの要因だろう。

 実は頑張っている劇場アニメのもう1本、が先月20日に公開された中村明日美子の人気コミックを原作とする『同級生』。こちらは、2月20日~2月21日分の週末映画興行成績へ、全国30スクリーンでの公開ながら、初登場9位にランクイン。2週目以降はランキングから外れてしまっていたが、その後も順調に成績を伸ばし、3月2日には上映11日で興行収入1億円を突破したことを、映画公式Twitterが報告した。

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