Oculus陣営が満を持してリリースする画期的なVRカードバトルゲーム『Dragon Front』に期待!

1603_lost.jpg『Lost Cities VR』公式サイトより。

 先日にはHTCのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)であるHTC Viveの予約販売が開始され、ますます期待が膨らむ次世代VRゲーミングだが、一足先に予約が開始されているOculus Rift陣営からは、画期的なVRカードバトルゲームが発表されている。

■VR空間の中でカードバトルが楽しめる

 OuclusとゲームデベロッパーのHigh Voltageは先日、Oculus Rift向けのコレクティブカードゲーム(CCG)『Dragon Front』の製作を発表した。今年後半のリリースを目指して現在鋭意開発中とのこと。

 VRゲーミングの革新的なイメージから、そのコンテンツの内容も宇宙を舞台にしたものなど、近未来的なテイストのものを思い浮かべがちになるが、この『Dragon Front』の世界観は、伝統的な西欧中世のファンタジーと、ディーゼルエンジンが動力の主役である仮想文明“ディーゼルパンク”を組み合わせたような演出とデザインとなっている。

『Dragon Front』ゲームプレイ 「Oculus」より

 プレイヤーはまず4つの派閥(門閥)から1つを選ぶ。ゲームは1対1で行なわれ、集めたカードの中から自分でデッキを組み、攻防を繰り返し勝利を目指すのだ。280体のキャラクターに、80種類の陣地、100以上の呪文があり、プレイヤーに選ばれたキャラクターはそれぞれ独自の演出で敵を攻撃。鮮烈なバトルシーンには目を奪われる。

 通常のカードバトルに加えて“チャンピオンシステム”を採用しており、強大な力を持つ伝説のボスキャラを召喚して戦わせ、戦局の流れを変えることができるという。スコアボードも用意されており、オンラインで世界中のプレイヤーと一戦交えることができる。もちろんAI対戦も可能だ。また「Engadget」の記事によれば3つの追加パックも現在開発中であるということだ。VR空間の中でエキサイティングなカードバトルが楽しめる『Dragon Front』に俄然期待が集まる。

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