『暗殺教室』感動を呼ぶと同時に「あと3回も何やるんだ」!? 一方『幽奈さん』の「新キャラのパンツは良かったです」!!

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――発行部数約260万部（一般社団法人 日本雑誌協会発表）を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」（集英社）。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー！

「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

　2月29日に発売となった「週刊少年ジャンプ」（以下、「ジャンプ」）2016年13号、表紙と巻頭カラーは、前号休載だった『ONE PIECE』。尾田栄一郎氏描き下ろし、7月公開予定の新作映画『ONE PIECE FILM GOLD』のメインビジュアルポスターが公開された。ポスターには麦わらの一味ほか、サングラスをかけマイクを持った、今作のボスっぽい男が描かれている。

　巻頭カラーには新作映画情報以外にも、「スーパー歌舞伎II『ワンピース』」の大阪公演や、“EDM”“ROCK”“EUROBEAT”“CLASSIC”という4つのジャンルで『ONE PIECE』楽曲のカバーアルバムが発売する旨など掲載。連載や映画に加え、それらの仕事にも携わる尾田氏は、忙しい身であるのは間違いない。しかし、息抜きをする時間はあるようで、巻末コメントに「ミスチル櫻井さんのチームで少しフットサル。健康の為なのに逆に死にかける体力」と寄せている。健康のために体を動かすのは賛成だが、どうか故障だけはしないでほしい。ちなみに、Mr.Childrenは『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』(09年）の主題歌「fanfare」を担当している。『ONE PIECE FILM GOLD』でも主題歌を歌う可能性があるのだろうか。

『ONE PIECE』以下、『ハイキュー!!』『僕のヒーローアカデミア』『暗殺教室』『ブラッククローバー』……と続く今号の「ジャンプ」。『暗殺教室』は完結まであと3回ということで、最後のページのみカラー（クライマックスカラー）となっている。作者・松井優征氏が「この回に照準を絞って第一話からやってきました。上手くお伝え出来てれば幸いです」と述べているだけあり、「『暗殺』良かったな」「『暗殺』は話の展開的には何も予想を裏切るところはないのに、その描写だけで感動してしまった」「最終回じゃないのに、尻でカラー貰えるなんてまるで看板マンガだな」など、読者からも好評。ただ一方で、「あと3回も何やるんだ？」「思ったより早く点呼が終わって、あと何すんねん感がすごいけども」といった声も。なお、最終回は3月19日発売の16号となる。

　クライマックスカラーが『暗殺教室』なら、センターカラーは『食戟のソーマ』。白いハイネックの服に身を包んだ薙切アリスが描かれ、「カラーのアリス、かわいすぎ」「カラーのアリスがエロい」「アリス脱げや」「カラーのアリスが、幽霊の何倍もエロいという現実」とファンを興奮させた。

　しかし、“幽霊”こと『ゆらぎ荘の幽奈さん』も負けていない。第4話で初めて学校回が描かれ、モデルとかにスカウトされまくっているにも関わらず断っているというウワサの美少女・宮崎千紗希が、クラスメイトとして初登場。早速、パンティーがお披露目され、「『ゆらぎ荘』の新キャラかわいすぎるだろ。もふもふしたくなった」「新キャラのパンツは良かったです」「『ゆらぎ荘』はもう駄目かもって思ってたが、学校編と新キャラ見て『これはいける』と思いました」などの声が上がった。早くも「打ち切り筆頭候補だろうな」「『ゆらぎ荘』が打ち切りになるかが問題だ」「『ゆらぎ荘』打ち切って『恋染紅葉』の続きやればいいよ」との声も上がっているだけに、学校編で進展を見せてほしい。

　最後に、大半の読者の予想どおり、ジャンプの後ろのほうで『BLEACH』で浦原喜助が遂に卍解。ファンからは「嬉しすぎて鳥肌が立ってしまった」と喜びの声が上がった。さらに、いままで作中で浦原のことがほとんど描かれていないことから、「来週の枠は黒塗りであることを期待」「来週は回想になりそう」など、卍解を機に過去が明かされたりするのではないかと見るファンも少なくなく、「観音開きって千手丸（零番隊・修多羅千手丸）に繋がるだろ」「剣八・卯ノ花みたいに、いきなり浦原と千手丸に深い関係があったみたいなの師匠ならやりかねん」「浦原が千手丸の子ども（もしくは作られた）説って可能性ある？」といった予想すら出ている。次号以降も目が離せそうにない。
（雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社）