『ウォーキング・デッド』の女剣士が主人公の“ミショーン外伝”ADVゲームの登場にファン歓喜！

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『The Walking Dead: Michonne』公式サイトより。

　アメリカの人気TVドラマシリーズ『ウォーキング・デッド』には魅力的なキャラクターが数多く登場するが、日本刀の使い手である女剣士・ミショーンもファンが多い登場人物の1人である。そして彼女のファンには見逃せないのが、ミショーンを主人公にしたアドベンチャーゲーム『The Walking Dead: Michonne』だ。

■ミショーン外伝ADVプレイ動画にファン歓喜

『マインクラフト：ストーリーモード』などでも知られるTelltale Gamesは2月23日に『The Walking Dead: Michonne』の第1話『In Too Deep』をリリースした（PC版、PS3版、PS4版、Xbox 360版、Xbox One版）。タイトルの通り、『ウォーキング・デッド』を題材にしたアドベンチャーゲームで、しかもミショーンを主人公にした外伝のミニゲームシリーズだ。同25日にはアプリ版もリリースされている（iOS版、Android版）。そしてゲームリリース直前には、同作のプレイ動画を公開してファンを喜ばせている。

　原作コミック版のストーリーにおいて、ミショーンがリック・グリムスたちのグループからいったん離れた時期があることから、その空白期間にミショーンに起きた出来事を外伝としてゲーム化したのが『The Walking Dead: Michonne』である。ともあれ、ゲームプレイ動画の中でもミショーンは迫り来るウォーカーたちをバッタバッタと斬りまくっている。しかしながら、野山の中に唐突に現れたドアを開けて潜り抜けると、時空を超えて高級タワーマンションの一室に通じ、ここでもウォーカーたちが現れ敵をなぎ倒すも、何かを思い出したのかミショーン本人にも葛藤と混乱が生じ謎が膨らむものになっている。

　ちなみにミショーンの声を担当しているのは人気ドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』でプーシー・ワシントン役を演じたサミラ・ワイリーだ。全3編の『The Walking Dead: Michonne』だが、セカンドエピソード『Give No Shelter』が3月、ファイナルエピソード『What We Deserve』が4月にそれぞれ配信される。価格はすべて15ドル。ファーストエピソードで早くも謎が謎を呼ぶストーリー展開だけに、ファンならなおのこと気になるアドベンチャーゲームではないだろうか。

■謎が謎を呼ぶ“ミショーン外伝”全3話

　ロバート・カークマンによる原作コミックス版では、126話から139話にかけてミショーンは不在なのだが、この間にミショーンは漁師のピートたちに加わって「The Companion」という船に乗り込み、生存者と生活物資を見つけ出すべく東海岸沿岸を航行し、気になる場所には上陸して探索を行なっていたという“外伝”が本作で綴られることになった。

「必死に助けを求めるシグナルに導かれて、ミショーンたちがやって来た場所は凄惨な大殺戮が行なわれた現場だったのです。そしてミショーンたちは、この大殺戮の首謀者が身を隠している浮島の生存者コロニー“モンロー”へと向かうことになるのです」とTelltale Gamesはこのファーストエピソードのあらすじを「GameSpot」の記事で言及している。

「このミニシリーズ全3話を通じて、いったい何がミショーンをリックやエゼキエルたちから引き離したのか、そして何がミショーンをもう一度彼らのもとへ復帰させたのかを知ることになるでしょう」（Telltale Games広報）

　これまでにも『ウォーキング・デッド』を題材にしたミニゲームをリリースしているTelltale Gamesだが、やはりその人気はかなりのもので、シリーズ累計5000万本もの数が売り上げられているというから驚きだ。今回の“ミショーン外伝”版もヒットは間違いなさそうだ。
（文／仲田しんじ）

【参考】

・The Daily Dot
http://www.dailydot.com/geek/walking-dead-video-games-telltale-michonne-miniseries/
・GameSpot
http://www.gamespot.com/articles/walking-dead-miniseries-michonne-gets-release-date/1100-6434672/