著書『心を軽くする超戦略的「人間関係論」』刊行記念インタビュー

オタクでも「自信を持って」 元中日捕手・小田幸平に聞くコミュニケーション術

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――小田さんは著書の中でも人間観察が好きだとおっしゃっていましたね。会話をするために、どういった観察をしたらいいですか?

小田 自分が目についたところを見ているだけでいいんですよ。(インタビュアーを見て)「今日の服はパリっとしたジャケット着ているのに、なんで靴はスニーカーなの?」とか(笑)。

――あ、これは中に着ているインナーに色を合わせてきたんですよ。

小田 ほら、そうやって観察したことを伝えると会話になるでしょ。それに、さっきも言いましたけど「固くならなくていいよ」とか「こうしたほうがざっくばらんに話せるよ」ってハッキリ言いますね。こうしたほうがざっくばらんにいけるよって。まぁ、僕がオタクの方にこんなこと言ってもいいのかな? とは思うけど、実は僕もそういうところに行ってみたいんだよね。秋葉原とか、SKE48だったら観覧車の下だよね。

――さすが、中日ドラゴンズでプレーしていただけあって、名古屋の事情は詳しいですね。レポートお願いしますよ!

小田 「初体験、小田幸平が行くオタクの旅」とか? それでハマって「また行こう!」ってどんどんなって、ビフォーアフターみたいに「なんてことでしょう」って(笑)。 せっかくレーシックの手術して視力戻したのに黒縁のメガネかけてな、周りからも「最近、小田はアイドルにハマってるらしいぞ」なんてことになったら、野球関連の仕事減るわ! ってそれは冗談ですけど、本当に興味はあるんです。オタクの人ともうまくやれると思います! アイドルとそのファンを呼んでトークショーとかしてみたり(笑)

――おお! ぜひ実現したいですね。

小田 僕がしゃべってたら、最初はオタクの人たち「は? なんなの?」って思うかもしれないけど、まるっきり世界が違うからお互いに面白いと思いますよ。僕なんかはアイドルのコンサートに旗とかグッズ持ってくことを恥ずかしがってしまう。でもオタクの人は違うでしょ? 自分たちのアピールであり、当たり前のことだから。それに、他のジャンルの人たちとしゃべることによって、好きな人のタイプも変わってくると思うんですよ。よし、小田幸平とオタクのイベント作ろうよ! よろしくお願いします!
(取材・文/高橋ダイスケ、写真/荻窪番長)

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◯小田幸平/著 ◯定価 1,350円(税込)

バッティングは壊滅的だった。一流とはいえなかった。レギュラーになれなかった……通算打率1割台、ホームラン2本、盗塁0。そんな小田幸平には、なぜプロ野球という厳しき世界で生き残れたのか?
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