“プリズムの煌めき”が広がり続ける『キンプリ』、オールナイト上映でジュネ役・宍戸留美も感動の出来事が!!

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『KING OF PRISM by PrettyRhythm』公式Twitter（@kinpri_PR）より。

“プリズムの煌めき”が広がり、公開37日目にして最高動員数を記録、公開劇場は全国に拡大し、劇場数は公開日のおよそ3倍と破竹の勢いを見せる映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm（キンプリ）』。ネットには『キンプリ』に（いい意味で）“毒された”ファンの「キンプリはいいぞ」「明日も見るわ……」といった声が連日上がっているが、そんな中、ファンのとある働きかけが「愛を感じる」と話題だ。

『キンプリ』は、2013年4月～14年3月放送のTVアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』に登場したボーイズユニット「Over The Rainbow」にスポットを当てたスピンオフ作。公開当初は今のような盛り上がりはなかったものの、ぶっとんだ演出や物語が口コミで広がり、ここまでの反響を呼ぶまでに。

　そんな『キンプリ』は、本編だけでなく“コスプレOK！声援OK！アフレコOK！”な、「愛をいっぱい届けよう！プリズムスタァ応援上映会」も魅力のひとつ。実際、筆者も応援上映に参加しているのだが、サイリウムを振りながら「ヒロ様～♡」「グロリアスシュワルツ！」などと、歓声を送れるというのは、なんとも爽快。応援上映効果も相まって、数十回『キンプリ』を見ている状態だ。

　そんな中、20日に新宿バルト9で「今夜も寝かせない！グンナイ♡トキメキオールナイト上映～アンコール～」が上映された。これは、『プリティーリズム・レインボーライブ』傑作選と『劇場版プリパラ み～んなあつまれ！プリズム☆ツアーズ』のルート4「胸キュン！プリズムボーイズツアー」と『キンプリ』をその名の通り、朝まで見るというもの。しかも、応援上映付き（！）。

　このオールナイト上映はすでに1月23日にも開催されており、これに参加した筆者はオールナイト上映の楽しさを“知ってしまっていた”ので、もちろん今回も参加。チケット発売日、ファンこと“プリズムエリート”たちがオンラインチケット予約サイト「KINEZO」に殺到し、サーバーがダウンしている中で、なんとかチケットを確保した。

　前置きが長くなってしまったが、ファンのとある働きかけは、このオールナイト上映で起きた。ファンの有志数名が、上映前にオレンジ色のサイリウムと一枚の紙を来場者に配布していたのだ。紙には、「プリズムクイーンになられた天羽ジュネ様が3年の時を経て今回、ついに公の場でプリズムショーを披露してくださいます」という文字が。

　今回のオールナイト上映は『プリティーリズム・レインボーライブ』傑作選の内容を前回と変えており、天羽ジュネが前人未到の5連続ジャンプとプリズムライブを飛ぶと宣言した「第32話 愛に羽ばたく女神」が上映されることとなっていた。そこで有志、もとい「天羽ジュネ後援会」は劇中同様、オレンジ色のサイリウムでジュネ様を応援するために、サイリウムを配布。実際、「第32話 愛に羽ばたく女神」で、ジュネ様のプリズムショーが始まると会場はオレンジ一色に。ファンの手によって、ジュネ様のショーがより一層感動的なものへとなっていたのだ。

　この現象は上映後、Twitterなどで話題になり、ジュネ様を演じた声優の宍戸留美も反応し、Twitterで「わぁ！（≧∇≦） 感動！」「天羽ジュネ様にオレンジのサイリュム！ありがとうございました！　新宿バルト9にお集まりの皆さま、お疲れ様です。中の人（宍戸留美）はまた生で歌いたいと切に思っております。(*^_^*)」とツイート。ぜひ、生で聞ける機会を待っています。

　ファンの愛を感じずにはいられない出来事となった今回。しかも、「天羽ジュネ後援会」は上映終了後、ロビーでサイリウムの回収も行なっていた。回収をしながら、協力者に対し「ありがとうございました！」と声をかけていたが、改めてこちらが「ありがとうございました」とお礼を言いたい。本当にお疲れ様でした！
（文／月島カゴメ）