梅まつりとのコラボも実施! 都心から会いに行ける刀・水戸の燭台切光忠が今アツい!!

1602_ume.jpg「燭台切光忠」(茨城県水戸市・徳川ミュージアム)

 従来のPC版に加えて、モバイル版も3月にリリース予定の人気オンラインゲーム『刀剣乱舞』(DMMゲームズ)。歴史ある名刀を擬人化した「刀剣男士」たちを育てて戦う育成シミュレーションゲームだ。刀剣男士たちの元ネタ(?)となった刀剣の中には、現存しないものもあり、現存するものも多くは博物館などにほかん収蔵され、公開時期が限定されていたり、原則非公開となっている刀剣も多い。

 そのため、“人気刀剣男士”の元ネタ(?)となった刀剣が展示されるとなると、推しの刀剣の実物を一目見ようと遠出するファンも多い。そんな『刀剣』ファンたちの熱い注目を集めているのが、茨城県水戸市・徳川ミュージアムで展示されている刀剣「燭台切光忠」だ。徳川ミュージアムの隣にある日本三名園のひとつ、偕楽園では2月20日から「梅まつり」が開催され、燭台切光忠とのコラボ企画も予定されている。梅まつり直前の現地からレポートを伝えたい。

■ゲーム上は「太刀」だが、展示では「刀」の燭台切光忠
 燭台切光忠(刀剣の方。以下「刀」)は鎌倉時代の備前国の刀工光忠が制作したとされる刀だ。水戸徳川家が所有するまでは諸説あるが、戦国時代は伊達政宗の元にあったものを、水戸徳川家二代目・徳川光圀(黄門様)が欲しがり、譲ってもらったとも言われている。関東大震災にともなう火災に遭ってしまったが、昨年4月に徳川ミュージアムが現存を発表。一般の刀剣・歴史ファン、『刀剣乱舞』ファンを喜ばせた。

 そんな燭台切光忠(刀)が展示されている徳川ミュージアムは、水戸駅からバスで20分ほど。入館料は1100円(展示室が二室開室の場合)。入場券にはやはり葵の紋所が印刷されておりテンションも高まる。

 燭台切光忠(ゲームの方、以下「ゲ」)は『刀剣乱舞』のゲーム上では「太刀」に分類されている。『刀剣乱舞』に登場する刀剣男士は短刀、脇差、打刀(うちがたな)、太刀、大太刀、薙刀、槍の刀種があるのだが、刀身の長さが刀剣男士の身長や見た目の年齢に反映されている。例えば、短刀の見た目は小学生くらいだったり、薙刀や槍はガッシリとした体格にデザインされているのだ。

 打刀と太刀は見た目の年代は似ているが、太刀の方がゲーム上では「動きは遅いが守備は堅い」系で、そのためか体もがっちり、大きめにデザインされているケースが多い。燭台切光忠(ゲ)も胸板厚めなお兄さんだ。よって勝手に燭台切光忠(刀)はでかいのだろうと思っていたが、実物は案外華奢だった。写真は前に見たことがあったが、やはり実物を見ると一気にサイズ感がつかめる。

 なお、徳川ミュージアムでの燭台切光忠(刀)のパンフレット(200円)では、燭台切光忠(刀)は「太刀」ではなく「刀」と記載されている。刀とは「打刀」のことを指す。太刀は打刀より長く、また、馬上戦で使う太刀は刃を下にして腰に吊るすのに対し、打刀は刃の部分を上にして腰帯に差す。燭台切光忠は、ゲーム上は「太刀」だが、実際には「刀(打刀)」なのだ。

模造刀剣 NEU-146 濁台切光忠 大刀

模造刀剣 NEU-146 濁台切光忠 大刀

スラッとしたシルエットですよね、燭台切光忠

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