元アイドリング!!!の橋本瑠果など注目キャスト目白押し！ 『陰陽よろず屋開業中！』公演記者発表会レポート

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日比野千晴役の若林倫香。昨年はAir studioプロデュース公演『GO,JET!GO!GO!vol.5』や『グレンラガン炎撃篇』などに出演し、舞台での活躍も増えてきた。

　若林倫香は、昨年6月にアリスインプロジェクトの舞台『アリスインデッドリースクール オルタナティブ・NAGOYA』で初舞台ながら主演・百村信子役を務めている。また、同年11月の『舞台版 レーカン！』でもメインキャストの上原佳菜役を演じるなど、役者として活躍する機会が増えている。

　今回、東京でアリスインプロジェクトの舞台に参加するのは初めてで、「知っている方がいなくて不安でしたが、みなさん優しい方ばかりで楽しい稽古場になっているので、本番でも素敵なものを見せられるかなと思っています」とのこと。記者から若林の地元、名古屋と言葉の違いについて質問があると、演出の扇田氏から「彼女は何回やっても訛る言葉がある」とのコメントがあった。「正しい発音がわからなくて、名古屋弁が出てしまうこともあるので、必死に矯正しいます」と苦労を明かした。

蘆屋満汐役の松原夏海。舞台経験も豊富。座組を引っ張る姐御タイプにも見える。

　蘆屋満汐役の松原夏海は、「これまでたくさんの舞台に立たせてもらって、今回初めて女の子だけの舞台に参加することになりました。過去に女性グループにいた時（松原は成田梨紗とともにAKB48出身）のように、学校みたいなイメージなのかなと。LINEのグループで送られてくる写真を見ながら、若い子たちのパワーをもらって、がんばってます」とのコメント。今回、平安時代の陰陽師、蘆屋道満の子孫という役柄。式神役の子たちとは「一丸となっています。私たちは協調性を大事にしているんで」と、若い共演者とのチームワークの良さを感じさせる発言をしていた。
　　

桔梗役の成田理紗。今回は冷静沈着でIQが高い役を演じる。

　桔梗役の成田理紗も、女の子ばかりの舞台が2度目ということで心配をしていたそうだが、「みんないい子たちばかり」と安心した様子。「もう24歳なのですが、これからという子たちと一緒に出来るのがうれしいです」とお姉さんらしいコメント。「いつもの私と違う役なので頑張りたいと思います」と意気込みを語った。これについては、演出の扇田氏が「キャスティングをする時に、だいたい合う、合わないで決めるんですが、彼女だけオーディションの時に『今までと違う役をやりたいです』と言っていたので、その通りにしました」とコメント。成田は「もう若い女の子役とか嫌なんです。もう疲れちゃって」と発言してキャスト陣から笑いが起きていた。陰陽師、阿倍晴明の子孫の晴良を指導する家庭教師という役柄が上手くハマるかが見物。

阿倍晴良役の信岡ひかる。普段はソロの音楽活動でDJもこなす。

　阿倍晴良役の信岡ひかるは、阿倍晴明の子孫そして跡取り娘という役柄。長身ですらっとした容姿の上、落ち着いた声で話すので、実際の年齢より上に見られがちだが、まだ17歳の現役高校生。「舞台経験も少ない方なので、みなさんから吸収して、勉強させていただいています」とのコメント。「自分とは違って、気弱で優しい役」と言った後、「普段はうるさい、暴れん坊将軍的な」と発言。演出の扇田氏をはじめ、会場から笑いとクエスチョンマークが続出していた。「まだ自分の殻は破れてないんですが、いっぱい勉強してみなさんにいい作品が見せられたらいいなと思っています」と抱負を語った。

 
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