国民的RPG『ドラゴンクエスト』(以下、ドラクエ/スクウェア・エニックス)シリーズをベースにした観客参加型のライブエンターテインメントショー「ドラゴンクエスト・ライブスペクタクルツアー」に、タレントの中川翔子(以下「しょこたん」)がアリーナ役で出演することが今月10日に発表された。これに対し、同シリーズのファンは「そんなんありーなの!?」「オーディションして選べよ!」「世界観ぶち壊し」「流石にこれは無能采配」と、否定的な反応を示した。
『ドラクエ』といえば、言わずと知れた大人気ゲームであり、これまでにシリーズ累計6,600万本以上を出荷している超ビッグタイトル。そんな『ドラクエ』が、今年シリーズ第一作から発売30周年を迎えたということで、大型プロジェクト「ドラゴンクエスト・ライブスペクタクルツアー」を企画。観客の目の前で、モンスターとのバトルといったアクロバティックなパフォーマンス、最先端の映像テクノロジーの融合が繰り広げられたりと、日本では初めてのオリジナルショーを公演する。
先月の20日に制作発表会が行われ、開催期間は7月22日から8月31日、さいたまスーパーアリーナなど、全国5大アリーナで全39公演が行われることが明らかに。気になるキャストはこの時点では発表されず、勇者とトルネコをオーディションで決定する、というアナウンスに留まっていた。そして今月10日、アリーナ役をしょこたんが務めることが明らかになったのだった。
アリーナは、『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』(1990年)に登場するおてんば怪力姫。高い身体能力と可愛らしいルックス、そのギャップがファンに受け、去年2月に発売された『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』でも、歴代シリーズ屈指の人気キャラとして登場していた。その時にアリーナの声を担当したのがしょこたんだったのだが、「俺の初恋のアリーナさんが終わった」「下手な上にあってない」「違和感全然なかったよ」と賛否両論(主に否だが…)。
そして今回、しょこたんはついに声だけでなく完全にアリーナそのものとなるのだが、「思い出をレイプされた気分だ」「マジでやめろよクソババア」といった流れに。特に年齢問題はシビアで、アリーナは明確に年齢設定はされていないものの、その見た目、物語の設定的に10台後半が妥当なライン(当時の攻略本などによると16歳という説も)。それに対してしょこたんは30歳。たしかにファンが文句を言うのも一理ある。
しかし、しょこたんには恐らく芸能界でもトップクラスの『ドラクエ』愛がある。個人的に『ドラクエ』ファンクラブの会報に投稿してイラストが載ったり、ゲームで声優を務めることになったときは、ファミコン版、PS版、DS版、スマホ版それぞれのアリーナのセリフを書き出したりと、シリーズへの想いはとても熱いのだ。今回は、そのドラクエ愛がシリーズ原作者・堀井雄二氏に評価され、アリーナ役に起用されたという経緯があるのだ。
年齢や演技力に多少の疑問や不安は残るものの「誰も手を出さないなら俺が貰うぞ」「しょこたんのアリーナ姫かわいいよおお」と、まだまだ愛らしいルックスは健在。年季の入ったドラクエ愛があるからこそできる演技を期待したい。
キラーピアス持たせると、鬼の強さ。アクションも激しいほうだと思うけど、しょこたん、アクションとかできるのかな
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