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有田シュンのオタク訪問【第1回】

特撮愛を思い切り叫べ! 笑え! モノブライト・出口博之の異常な愛情!!

2016.02.12

自慢のお宝を手に。ほか特撮ドラマの実物台本なども

■自慢のお宝紹介
──今日は自慢のコレクションの一部を持ってきていただいたわけですが、やはり『宇宙刑事ギャバン』は外せませんね。

出口 そうですね。やはり宇宙刑事は僕の礎というか原体験ともいえる作品なので別格です。「宇宙刑事シリーズ公式読本 METALLIC BIBLE」(グライドメディア)は資料集というか、当時のネタ晴らし系の書籍です。ポイントは『巨獣特捜ジャスピオン』(85年)と『時空戦士スピルバン』(86年)にもスポットが当たっているところですね。メタルヒーローの歴史を扱うと、宇宙刑事3部作にスポットが当たりがちなんですが、俺のリアルタイムはむしろジャスピオンとスピルバンなんですよね。ここから『超人機メタルダー』(87年)『世界忍者戦ジライヤ』(88年)など、以降のメタルヒーロー作品につながっていくことを考えると、どちらも欠かせない作品です。

──フィギュアなどの立体物もコレクションされているんですか?

出口 今はフィギュアはほとんど持ってないですね。一時期フィギュアを見かけたら買っていたんですが、買うだけ買ってそのまま積むようになっちゃって、それはあまりにもグッズに失礼だろうということで次のオーナーさんを見つけて、全部譲りました。最近は本当に好きなものしか手元に置かないようにしています。その一つがこの「RAH DXギャバン」(メディコムトイ発売)なんです。この他に持っているのは仮面ライダー1号とBLACKくらいです。それを日本人形みたいにショーケースに入れて飾ったり、一番カッコいいポーズを自分で探してカメラで撮ったりしています!

──フィギュアをいじっている時の表情は、完全に12歳の少年ですね(笑)。さて最後になりますが、今後、出口さんはひとりの特撮好きとしてどんな活動していきたいと思いますか?

出口 今後も変わらず好きでい続けようと思いますし、まだ特撮に触れたことのない人たちに「こんなに面白いんだよ」「かっこいいんだよ」ということを伝えていきたいですね。モノブライトの出口が出ている、ということでDJイベントに通ってたバンドのファンの子が、だんだん特撮に詳しくなってきたという例もありますから(笑)。ただ、「俺はこんなに知ってるぜ」と知識をひけらかすだけの人にはなりたくないです。知っててもそれは情報でしかないし、その情報もまだ特撮を知らない人たちに対して、「こういう面白さがあるよ」とプレゼンするための材料でしかないですから。一人の特撮ファンとして、自分もみんなと一緒に楽しめる感覚を持ち続けていたいです。

■モノブライト公式サイト
http://www.monobright.jp/

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発売日: 2月12日(金)リリース
配信シングル「ビューティフルモーニング(Wake Up!)」
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