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『ミルキィホームズ』ついに劇場へ！　三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ直撃インタビュー!!

編集部

2016.02.10

『ミルキィホームズ』ついに劇場へ！　三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ直撃インタビュー!!の画像1

左から佐々木未来、徳井青空、三森すずこ、橘田いずみ

　2010年のTVアニメ第1弾シリーズの放送、同名のアドベンチャーゲームの発売を皮切りに、結成から6周年を迎えた『ミルキィホームズ』がついに劇場へ進出。

　記念すべき初劇場版アニメ『劇場版探偵オペラミルキィホームズ〜逆襲のミルキィホームズ〜』の公開を2月27日に控え、三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみの4人がおたぽるへ降臨！

　劇場版の見どころ、そして6年目を迎えるユニットとしての『ミルキィホームズ』への想いをワイワイと語ってくれたので、楽しげな4人の様子が伝わるよう、写真多目、雰囲気重視でお届けする！

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今では餃子博士としても知られる橘田さん。いい感じで場を回してくれた

■「映画化！」というと笑いが起こるとこから、ここまで来たんだなと（橘田）

――　まず「映画化」と聞いた時の、率直から感想を教えてください。

三森すずこ（以下「三森」）　TVアニメの第1、第2幕とあって、ユニットとしても武道館ライブ、アニサマ出場、あとなぜかプロ野球の始球式に出たり（笑）。いろんな活動をしてきましたけど、気づけば、まだ劇場版はなかったなと。第1期が始まったころは、「いつか劇場、大きなスクリーンで見ることができればいいね」と話していたこともあったので、夢がかなって、すごくうれしかったです。

佐々木未来（以下「佐々木」）　最初に聞いた時は、なだか現実味がなくって。なかなか『ミルキィ』みたいなギャグアニメが劇場版というのが想像つかなくて……実はちょっとまだ信じられていないぐらいです（笑）。

橘田いずみ（以下「橘田」）　まだ、PCでしか見ていないからね（笑）。

佐々木　そう、まだ完成前のサンプルをPCでしか見ていないから、本当に映画館でやるのかっていう……。映画館っていろんな人が来るじゃないですか。いろんな人が興味を持って、劇場に来て見てくれるのかと思うと不思議な感じですね。

橘田　6年前は「いつか劇場版！」というと笑いが起きていましたけど(笑)、それが、皆さんに伝えても笑われなくなってきて、『ミルキィ』を知ってくれている人が増えたんだなと思えて嬉しかったです。ただ、武道館でライブをやる！　という時も（スタッフさんから）ウワサで「武道館でやるらしいよ」とサラリと聞いたりだとか、私たちへのサプライズがないんですよ。今回の映画も、私たちへの「やります！」みたいなサプライズはなくて、ゆるりと「やりますから」みたいな感じで。

三森　いつの間にかスケジュール「劇場」って書いてある!?　みたいな感じで（笑）。

橘田　そうそう、だからその辺は、次回何かある時はサプライズしてほしいなと。

――　では次の大発表はサプライズを期待するとして、徳井さんはいかがでしたか？

徳井青空（以下「徳井」）　とてもうれしくてびっくりしたんですけど、劇場版になると聞いて、やはりシリアスで、感動の長編劇場版になるのかなと思っていたんですけど、いつもどおりギャグ満載だったので、そこに驚きました（笑）。

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“酒豪”キャラでいじられるも、決して否定はしなかった佐々木さん

■まさか探偵服を、6年も着るとは思いませんでしたけど（佐々木）

――　6年という年月が経ちましたが、改めて振り返ってみていかがですか？

三森　それはそれなりに長かったですよね。

橘田　みこちゃんなんて、当時は未成年だったのに。

佐々木　もう25ですよ。

橘田　まだお酒も飲めなかったのに、今じゃ『ミルキィ』一の酒豪ですから（笑）。

三森　小学1年生が小学校を卒業しちゃう。その間、このメンバーで一緒にいられたということが本当にうれしい。今はもう地元の友だちレベルの感覚なんですよ。

佐々木　事務所も一緒だし。

三森　家族みたいな人が増えたというのがうれしいなって。

佐々木　大人になってから、何年も一緒にいる人って、あまりいないですよね。

――　皆さんそれぞれ、成長を感じたりもしてますか？

橘田　それはさすがに6年も経っていれば、成長していますよね。

三森　昔の写真とか見ると、みんなそれぞれ変わってきているとこもありますし。

徳井　若いなって思いますよね（笑）。

佐々木　まさかこのカラフルな探偵服を6年も着ることになるとは思いませんでしたけど（笑）。

徳井　成長で言うとダンス、振り付けを覚えるのが早くなりましたね。最初は一曲に3日4日かかっていたのに、それが今では一曲小一時間ぐらいで覚えられるようになって。

三森　慣れですよね、ライブをたくさんやってきたので。それに「こういうライブにしたい」と、自分たちで発信できるようなことも増えてきました。PVが変わったら、それをMCの小ネタに挟んでみたりとか。そういうことを考えるのが楽しくなってきました。

佐々木　チームワークもよくなりましたよね。トークの不安がないというか。

一同　ああ～、わかる。

佐々木　何かをちゃんといえば、きっと誰かが拾ってくれるだろうと思いますし。

徳井　今日は何をしゃべろうかな、と悩むことがなくなって、とにかく何かしら話してみるみたいな。

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『ミルキィ』は地元の友だち感覚と、みもりんこと三森さん

■『ミルキィ』らしい突っ込みどころ満載なのが、見どころ（三森）

――　今回の劇場版で「ここが面白かった」というポイントを教えてください。

三森　小さい笑いがたくさん張り巡らされていて、ずっと笑わせっぱなしなんです。キャラたちの顔芸、特にコーデリアさんがすごいし。あと「え、そのシーンいる？」「そこ、そんなに大事かな……」というような、見ている人が思わず突っ込まざるを得ないようなシーンも多いんです。『ミルキィ』らしい突っ込みどころ満載なのが、見どころだと思いましたね。

佐々木　本当に面白いシーンの連続で、息をつく暇もないぐらい、笑いどころがあって。自分のキャラクターのことになるんですけど、エリーが最初から、ずっと探偵服を着ていないんですよ。お話が結構進んでも、ずっと「探偵服、探偵服」って言っていて。この子は一体いつ探偵服を着るのかしらと（笑）。でもそんな小ネタが、キャラクターたちの“らしさ”につながっているのかなと思います。

橘田　4人がフルボッコにされちゃうシーンがあるんですが、そのときの4人の顔がツボっちゃって（笑）。みんなも笑っていたんですけど、私は笑いが止まらなくなっちゃって、いつまで経っても一人で笑っていたら変な人だと思われるかなと、こらえるのが大変でした（笑）。

徳井　みんなが言ってくれたように、細かい笑いどころが多くて、もう数秒おきごとに入っているんですよ、「いや、ここはスッと通り過ぎてもいいだろ」と思うようなところでも。作ってくれているスタッフさん方がすごく愛情を持って作ってくださっているんだなと感じられました。あと、変顔も多いんですけど、可愛い顔も多いんですよ。個人的には、１～第２幕のころのふにゃふにゃした柔らかい、丸っこい絵柄の顔が好きだったのでうれしい。また「可愛い！」と思った2秒後には、また変顔になっていたりするので、そういうギャップも見どころかなと思います。

――　絵柄も、小ネタを畳み掛けてくるというのも、第１期、第２幕っぽくて懐かしい感じがしますよね。

三森　「そこに何の意味があるんだろう？」と思ったら負けなんですよね（笑）。その間にどんどん次に進んでいるんで。

橘田　考えても、多分答えはないし（笑）。

三森　展開が速いから『ミルキィ』を見るときは忙しいんですよ（笑）。

佐々木　だからもう、何にも考えずに（笑）。

徳井　考えずに楽しんで見てもらえればいいかもしれないですね。

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ヒロインどころか、ギャグマンガでもしない表情が面白いと徳井青空さん

■やっぱりコーデリアさんは頭おかしいな、と改めて思いました（徳井）

――　自分が演じたキャラクター以外の3人で、ここよかったなぁというシーンを教えてください。

三森　エリーの、焼き饅頭をフーフー言いながら食べるところですかね。脚本を読んだときから「これは可愛くなるだろうな」と思っていたし、アフレコのときの、完成前の動画を見ても可愛かったですから。あそこはエリーファンにはたまらない。

佐々木　私はネロの涙が印象的でしたね。「あ、泣くんだ！」と思って驚きましたし、その表情もとても可愛くて。

徳井　いいシーンでしたよね～。

佐々木　そう、とてもいいシーンで。

橘田　私はシャロの「てちゅ」が好きですね！

三森　てちゅ？

橘田　「鉄」というところを、シャロがうまく飲み込めなくて、「てちゅ？」と聞き返すところ。もう表情というか、顔もまん丸に描かれていて、あそこはすごく可愛いなと思ったので、皆さんに見てもらいたいです。

徳井　やっぱりコーデリアさんは頭おかしいな、と今回改めて思いました（きっぱり）。とても、アニメの主人公たちとは思えないような、ましてや女の子とはとても……男性主人公でもしないような、どのギャグアニメでもしないような表情も多い（笑）。もちろん可愛いときもあるんですけど、振り切り方がコーデリアさんは異常ですから。そこは注目していただきたいです（笑）。