チケットが即完売するほど! 『KING OF PRISM by PrettyRhythm』にハマる“プリズムエリート”が増殖中のナゼ

1601_kinpri_small.jpgKING OF PRISM by PrettyRhythm公式サイトより。

 今、Twitterで「キンプリを見てください」「キンプリはいいぞ」といったつぶやきが続出している。これらはすべて今月9日から公開中の『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(以下、『キンプリ』)を見たファンが発している言葉で、そんな『キンプリ』にハマるファンこと、“プリズムエリート”が次々と生まれていると話題だ。

 本作は、TVアニメ『プリティーリズム』シリーズの第3作目『プリティーリズム・レインボーライブ』に登場するボーイズユニット「Over The Rainbow」をはじめ、“男子プリズムスタァ”がメインとなる作品。もともと女児向けに制作されたアニメシリーズとは打って変わって、大人向けに作られているのも特徴。

 そんな『キンプリ』は公開されるやいなや、“プリズムの煌めき”に魅了されるファンが続出。Yahoo!映画のユーザー評価ランキングでは、『ガールズ&パンツァー 劇場版』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などの人気作を抑え、一時は1位に輝いた(29日現在、4.72点の2位)。

「キンプリの中毒性ヤバイ」「キンプリは麻薬」と、“何かに取り憑かれた”アニメシリーズからのファンが何度も劇場に運ぶ中、「とりあえずプリティーリズム見ます」「世界が輝いて見える」と、口コミを聞きつけ駆けつけたアニメ未視聴の層も続々と“プリズムエリート”化するなど、上映を重ねるごとに『キンプリ』はカルト的な人気を誇る作品へ。

 その中で、一部劇場のチケットが完売する現象も起きている。『キンプリ』の上映劇場は、都内では「新宿バルト9」と「ユナイテッド・シネマ豊洲」の2館のみ、全国でも14館と館数が少ないことも相まって、平日にもかかわらず、チケットは連日ほぼ売り切れ(地方劇場では多少の余裕がある模様)。『信長協奏曲』『傷物語I鉄血篇』といった作品は「◎」なのに、『キンプリ』のみ「△」「×」といった異例の現象が起きている。

 特に「新宿バルト9」では、一部上映回が販売開始数分で完売し、「キンプリ見てください が キンプリ見させてください に変わる日が来ようとは」と、“プリズムエリート”たちは騒然。このような状況を踏まえてか、元々29日までの上映が、一部劇場で来月5日まで延長し、「寿命が伸びた」「まだ生きれるぞ」と、“プリズムエリート”たちから歓喜の声が上がった。

 そこまで『キンプリ』が盛り上がる要因は、どこにあるのだろうか。

「冴え渡るギャグで始まったかと思えば、シリアスシーンもあって、そして“萌え”や感動も詰まっている『キンプリ』には、一言では語れない魅力があります。その魅力は果たして何なのか、知りたくて追えば追うほど『キンプリ』にハマってしまうんです」(アニメライター)

 この『キンプリ』の現象は、ヒットを受けて、公開劇場をどんどん拡大、立川シネマシティによる“極上爆音上映”は連日大盛況、それを受けて4DXの追加上映も決定した『ガールズ&パンツァー 劇場版』を彷彿とさせるものがある。現状、5日以降の予定などは発表されていない『キンプリ』だが、“プリズムエリート”たちが喜ぶニュースが今後飛び込むことに期待したい。

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