“あの冨樫より寡作”『バスタード』萩原一至が仕事した!『るろ剣』和月伸宏とTVアニメ『エンドライド』キャラ原案!

1601_hagi-_mini.jpgTVアニメ『エンドライド』公式サイトより。

『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』(以下『バスタード』)の萩原一至、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の和月伸宏がキャラクター原案を手がける新作オリジナルTVアニメ『エンドライド』が、2016年4月より日本テレビにて放送を開始することが発表。大物マンガ家2人の参戦が注目を集めているが、一部マンガ好きからは「アニメとかいいから、萩原マンガ描け」の声もあがっているようだ。

 若い人やアニメファンのために説明すると、萩原の『バスタード』は1988年から「週刊少年ジャンプ」で連載を開始したダーク・ファンタジーバトル。濃密で緻密な描き込み、迫力ある魔法バトル、そして高クオリティなエロくて可愛い女性キャラたちの描写で大人気となった。一方で、画面の構成がどんどん緻密さを増すにつれ、休載がちとなっていき、掲載誌も「週刊少年ジャンプ」→「週刊少年ジャンプ増刊」(季刊)→「週刊少年ジャンプ」(月一連載)→「ウルトラジャンプ」(不定期連載)と変更していく。

 さらに、2000年代に入ってからは単行本の出版ペースは2~3年に一度と極端に遅くなり、ネット上では冨樫義弘と並んで「萩原仕事しろ」とよくネタにされていた。だが、現状の最新27巻が発行されたのは12年3月19日と約4年前。萩原は公式サイトこそ持っているものの、BLOGは更新しないし(09年で止まったまま)、SNSなどで情報を更新したりもしない。コミック単行本の文庫版の発行に伴う表紙の描き下ろし、モバイルゲームのキャラクターデザインなどで新規イラストを目にする機会はあるもの、肝心の『バスタード』も「ウルトラジャンプ」誌上で長期休載や未完成原稿(と思われる下書き、線画状態のもの)掲載も多く、最近では「仕事しろ」の声を見ることも少なくなってきていた。

 その萩原が、地上波で放送されるオリジナルTVアニメでキャラクターデザインを務めるとあって、注目を集めた今回のニュース。『エンドライド』は、15歳の明るい性格の中学生・浅永瞬が、地球の裏側の世界・エンドラに迷い込み、元の世界に戻るために冒険することになる……という物語。2人の少年主人公を、萩原と和月が1人ずつ手がけたようだ。

 ネット上では「もう、“仕事しろ”というきにもならなくなってきた…」「もう無理だろ、50歳すぎてるしな」という寂しい声もあるが、もちろん「萩原仕事しろ」「バスタード描けよ」「ついでに冨樫も仕事しろ」といった声も多く、さらには「なんで男なんだ。はぎーには女キャラだろ」と萩原の描くムチムチで繊細で美麗な女性キャラクターを求める意見も。

 アニメーション制作はブレインズ・ベース、監督は後藤圭二、シリーズ構成は待田堂子というスタッフだけに、うまく組み合えば大いに期待できそうなスタッフとなっている。萩原が女性キャラクターを描くのか否かを含めて、続報を楽しみにしたい。
(言及がない限り、版元はすべて集英社)

どんどん女性キャラクターの胸がでかくなっっていたよな。正直胸は、コミック一ケタ台ぐらいが好き

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