『SW』『妖怪ウォッチ』をかわし、『信長』が下克上に成功!『スーパー戦隊』も初登場3位へ!!【週末映画興行成績】

1601_syumatueiga.jpg『信長協奏曲』公式サイトより。

 1月23日~1月24日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 なんと今回首位に輝いたのは、小栗旬主演の『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』!「ゲッサン」(小学館)連載で、TVアニメ化もされた石井あゆみ氏の同名マンガを実写化したドラマ作品の劇場版だ。オープニング2日間での動員数は46万5,956人、興収約6億1,600万円を叩き出し、初登場で首位を飾るという予想外(?)の結果に。大コケに終わった小栗の前作主演映画『ルパン三世』と比べ138%増の成績と、見事汚名を晴らしてくれた。劇場版では、史実で信長が亡くなった本能寺の変が描かれ、すでに観に行った人からは「初めて観たけど、えげつねー面白さやったわ」「めっちゃおもろいやん!」と反応も上々。ドラマ未見でも楽しめるようなので、まだまだ動員を増やしそうだ。

 そして年明けから3週連続で首位だった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』がついに2位へ陥落し、昨年のディズニー『ベイマックス』年明けから6週連続首位獲得という記録には惜しくも及ばず。動員数は約16万人、興収約2億6,000万円、累計動員616万人、興収は約96億円を記録しているが、100億円を目前に控えて足踏みしてしまった。

 3位も初登場で『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』がランクイン。動員10万5,911人、興収約1億円の好スタートを切った。しかし、この成績は昨年8月に公開され、公開20日で早々と興収8億円を突破した『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』と2本立て上映された『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』と比べ、興収比49.9%。ちなみに、南海キャンディーズの山里亮太が悪役として出演しているのだが「山ちゃん良かったよ」「山ちゃん正直はまり役」「ネガティブ悪な哀しさがハマり役でした」と大好評のようす。

 そして『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と共にトップ2を守ってきた『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』が4位に転落。アホみたいに強かった2作品がついに場所を譲る形となった。以下、5位には全世界で読まれているイギリスの同名児童文学シリーズを映画化した『パディントン』、日本語版ナレーションに笑福亭鶴瓶と木村文乃を起用した、ネイチャードキュメンタリー『シーズンズ』が先週から1ランクダウンで6位。続いて7位は公開から7週を迎えた『orange -オレンジ-』がしぶとくロングヒットを記録している。

 8位には初登場『ザ・ウォーク』がランクイン。ニューヨークのワールドトレードセンターで命がけの綱渡りを行った男の実話を、巨匠ロバート・ゼメキスが3D映画化した作品だ。大きな物語のスケールに比例して(?)全国592スクリーンと大規模公開となったのだが、動員4万1,986人、興収約7,100万円とやや物足りない結果か。

 そして『傷物語〈I鉄血篇〉』が、先週の6位から3ランクダウンで9位。10位は、先週の8位から2ランクダウンで、スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演のサスペンス『ブリッジ・オブ・スパイ』がランクインした。

 今週末には、約10年ぶりの劇場版第7弾となる『さらば あぶない刑事』や、竹内結子と橋本愛が出演する『残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋』、ジョニー・デップ主演の『ブラック・スキャンダル』など、注目作の公開を控えている。年明けからの2強が転落した今週のランキングだが、来週も入れ替わりが激しそうだ。

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