『灼眼のシャナ』『禁書』などの歌手・川田まみの引退にショック一色!!　さらに『あの花』バンドも終了宣言、どうなるアニソン業界!!

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『川田まみ』公式ウェブサイトより。

　歌手・川田まみが、1月23日・24日の2日間、日本武道館で行われた「リスアニ！LIVE 2016」（以下、「リスアニ！LIVE」）の2日目に出演し、年内で引退する旨を発表した。オリコンのウィークリーチャートで度々上位に食い込むなど、活躍してきた川田の突然の引退に、ファンも動揺を隠せないようだ。

　北海道の音楽クリエイターチーム・I’veに所属するボーカルのひとりで、05年「radiance／地に還る ～on the Earth～」でメジャーデビューを果たした川田。「radiance」はOP、「地に還る ～on the Earth～」はEDと、両曲ともにに水野良氏のライトノベル原作のTVアニメ『スターシップ・オペレーターズ』に起用された。その後も、『灼眼のシャナ』OPでオリコンランキング最高位11位の「緋色の空」や、『灼眼のシャナII』OPで最高位9位の「JOINT」、自身最高位6位となった『とある魔術の禁書目録II』のOP「No buts！」など多くのヒット曲を出し、アニメ・アニソン界で存在感を示してきた。

　放送中のTVアニメ『蒼の彼方のフォーリズム』（テレビ東京系）OPで、自身16枚目のシングル「Contrail ～軌跡～」の発売を1月27日に控える川田は、10年より始まった大規模アニメソングライブ「リスアニ！LIVE」に15年を除き出演を続けている。24日の同ライブにも内田真礼やfripSideらと並び出演し、トリとしてステージに登場したのだが、4曲を歌い終えた後、「突然ですが皆さんにお話したいことがある」と切り出し、歌手活動停止を伝えた。引退後の予定は特に決めていないという。

　川田は「リスアニ！LIVE」後、足を運べなかったファンに向けて、Twitter（@mamikawada）で「リスアニライブ、本当にありがとうございました。リスアニライブからはじまり、リスアニライブでの大きな決断と発表、生でみなさんにお話できたことも本当に感謝でしかありません！引き続きまだありますが、最後まで応援よろしくお願いします!!　みんな本当に本当にありがとう!!」と改めて引退を報告。川田のTwitterには、「引退やだあああ！」「とてもつらいです」「また戻ってきてくれると信じています」「まみさんの歌は僕の青春でした」「『なぜ？』の言葉しか見つからない。嘘だと信じたい」といったファンからの言葉が多数届いている。

　また、ネットでも「マジかよ」「今もタイアップあるのに何でだ!?」「歌手活動は引退し、作詞作曲で生きていくのか」「『禁書』3期、誰が歌うのさ」「今やってる『フォーリズム』が最後になっちゃうの？」「体力的な問題なのかな」など、ショックや驚きの声が上がっている。5月21日にファイナルライブを開催するとのことだが、引退理由は明かされるのだろうか。

　なお、川田の引退発表の翌日、25日にはTVアニメ『おおきく振りかぶって ～夏の大会編～』や、TVアニメ／劇場版／TVドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、現在放送中のTVアニメ『ハイキュー!! セカンドシーズン』（MBSほか）のEDなど、多くの曲がアニメのタイアップとして使用されてきたバンド・Galileo Galileiも、3月～4月に行われる全国ワンマンライブツアーでバンド活動を終了することを発表。

　解散理由については、バンドを「子供の時に大切に乗っていた“おもちゃの車”」とした上で、「“おもちゃの車”では、庭の芝生から先へとは進めなかったのです。僕たちはその先にある、どこまでも続く険しいコンクリートの道路を走ってみたくなってしまったのです。そして大人になった今、この愛する“おもちゃの車”から降りることを決心しました」としている。「すべての想いは、実質上のラストアルバムとなる『Sea and The Darkness』に詰め込みました」とのことだが、ファンからは「いやです」「信じられません」「いい報告待ってます」など、受け入れがたしといった声が多く上がっている状況だ。

　川田にしてもGalileo Galileiにしても、何かしらのかたちでアニソンに関わってほしいものだが、はたして彼らの今後の活動はどうなるのだろうか。

『ヨルムンガンド』の「Borderland」も好きでした。花澤さんと茅野さんとかに歌詞提供しているみたいだぞ。