「週刊少年ジャンプ」情報レビュー

「PTAの目線を気にしつつ本誌上陸!」 アソコから血も出ちゃう系問題作ギャグマンガ『あの娘はヤリマン』ジャンプ本誌に無事掲載!!

――発行部数約260万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!

1601_jumpreview_1608.jpg「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

 1月25日に発売となった「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2016年8号、表紙&巻頭カラーは12周年突破の『銀魂』。「洛陽決戦」編が新展開を迎える同作は、第4回キャラクター人気投票の開催が発表された。過去3回は銀さんが3回連続で1位を獲得。また、志村新八も3回連続で8位。はたして2人とも4連続で同じ順位になるかに注目したい。筆者お薦めのエリザベスは前回12位…、今回の大幅ジャンプアップに期待! また、カラーページでは、3月に両国国技館で開催される「銀魂晴祭り 2016(仮)」のイベントキービジュアルを初公開だ。始まんぞハッケヨォォオイッ!!! さらに、舞台「磯部磯兵衛物語」もビジュアル&メインキャストも解禁されたほか、いま映画館、書店、TVなどで大増殖中の「豆アニメ」情報を徹底紹介。まさに磯兵衛の勢いは止まらんで候。

 カラーページでは、今月28日に発売されるプレイステーション3&4&Vita用ソフト『ドラゴンクエスト ビルダーズ アレフガルドを復活せよ』(スクウェア・エニックス)の発売直前大特集を実施! 表紙裏ページには、不動産屋の物件紹介風に同ゲームの舞台アレフガルドのおすすめ物件情報が載っている。また、町や施設の作り方、探索のコツ、バトルの流れを画像付きで解説。否が応にも期待が高まる。なお、マイラ周辺戸建は露天風呂まで徒歩5分圏内で4,500万ゴールド。強敵の住むエリアこそマイホームの穴場だそうですよ。

 また、3月に上映される実写映画『暗殺教室 ~卒業編~』の最新画像を初公開。ライフルを持った暗殺者・レッドアイ役に、『花より男子』シリーズで知られる阿部力が決定したという情報も。

『銀魂』以下、掲載順は『ONE PIECE』、『暗殺教室』、大増24ページでセンターカラーの『ブラッククローバー』、『ハイキュー!!』……と続く今月のジャンプ。「ジャンプNEXT!!」で1位を獲得した、繁在家政之と岩崎優次のコンビによる、ほっこりラブコメ・ギャグ『恋愛配達人ぽすお』は読切センターカラー。また、前号の『フードファイタータベル』に続き、「ジャンプ+」からの特別主張読切で『あの娘はヤリマン』も本当に登場。前号の予告では「アソコから血も出ちゃう系問題作ギャグ登場!!」と謳っていたので、大丈夫か心配していたが、PTAの目線を気にしつつ本誌上陸をはたしたようだ。ネタバレするので内容は詳しく書けないが、ま、まさが舞台が小学校とは……。「出オチ読切ですが 出オチを越えてJ+(ジャンプ+)で連載中! ムリだと思う方に読んでほしい!」と書かれているので、気になった人は連載作品もチェックしてみてはいかが。

 今月の巻末コメントでは、どうやら「ジャンプ」作家陣の新年会が開かれたらしく、川田氏は「新年会。二度目なのにもっと上手くやれないものか人として」、横田卓馬氏は「J(ジャンプ)の新年会、緊張しすぎて知り合いの作家さんとすら話せませんでした。」とコメント。どうやら作家陣にとって、パーティーで周囲と話すのはハードル高すぎるもよう。しかし、久保帯人氏は「新年会でApple Music勧められて使ってみた。めちゃめちゃ便利!」とオサレコメントを残している。

 最後に、2月1日発売の次号は、4月にアニメ放送を控える『僕のヒーローアカデミア』が表紙&巻頭カラーを飾り、ニューエイジ読切第2弾として臼井彰一氏の『痛天街SCRAP』がセンターカラーで登場する。
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社)

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