賛否両論のアニメ新キャストに星野桂は…!? 座談会で明かされた『D.Gray-man』の裏話

 昨年12月の「ジャンプフェスタ2016」で、実に10年ぶりとなるTVアニメ新シリーズ放送が発表された『D.Gray-man (Dグレ)』。その後、立ち上がられたアニメの公式Twitterは5万フォローを突破し、盛り上がりを見せている。そんな中、今月21日にニコニコ生放送で『「D.Gray-man」原作:星野桂先生+初代担当編集Y氏+現担当編集K氏によるスペシャル座談会』が放送された。昔ながらのDグレファンである私が、先生の語るDグレや担当編集との驚きのエピソードから垣間見る意外な一面などをまとめてみた。

1601_sq_crown_01.jpgイラスト:星野桂先生

 放送開始とともに「ああああ」「待ってました!」といった興奮のコメントの数々が映し出され、画面に流れる映像がまったく見えない状態に(笑)。約3万人の視聴者の興奮覚めやまぬ中、Dグレ現担当編集K氏と前担当編集Y氏、そしてダンボールを頭に被った星野先生が登場! 先生は緊張により震える声で「あ……。星野桂で、す……よろしくお願いします」と自己紹介すると、視聴者は「かわいいw」と大絶賛。

 最初のトークは、22日発売の「ジャンプSQ.CROWN WINTER号」に付属する“二人組をテーマにした”という書き下ろしのポスターと巻頭カラーについて。ポスターは神田ユウとアルマの二人が背中合わせで描かれていて、先生いわく「そういえば、アルマのカラーは描いたことがなかった」とのこと。一方、巻頭カラーは少し大人っぽくなった主人公・アレン・ウォーカーとネアの2ショットとなっている。K氏が「先生は今回3枚もカラーを描いてくださった」と話すと、「先生ありがとう!」という声に加え、「ご無理なさらずに……!」と休載の間もずっと再開を待ち望んでいたファンが、先生を気遣うコメントもたくさん並んだ。

 続いてK氏が「先生に聞きたいことを書いてくださっても大丈夫です」と話すと、今度は画面いっぱいに「ラビ」の文字が! ラビとは、いわゆるチャラ男っぽい外見に反し、頭脳明晰というギャップが女性の心を掴む人気キャラのひとりだ。彼は2012年発売の23巻で、敵に拉致されひどく痛めつけられている描写がされて以降登場していない。そんな彼のことが気がかりなのか、視聴者コメントには「4年間壁に埋まったまま」「ノアに壁ドンされたまま」と寄せられた。それを見た先生は「みなさんそう思っていたんですね……ごめんなさい」と謝り、「大丈夫ですよ! ラビがあの後どうなったかっていうのはもうちゃんと決めてあって。どう復活してくるかも、自分的には『おいしいぜ、ラビ!』と思える展開を準備しています」と言及。私自身Dグレを読んでいると、星野先生は物語を結末までちゃんと考えた上でそれにつながるフラグを要所に盛り込んでいる印象を受けているが、ラビの未来を語る先生の言葉を聞いて、その印象がますます強くなった。

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