「100%規制入るよこれ」「これ洒落にならんわ」「ガチャどうこうとかいうレベルじゃないぞ」運営がRMT公認で大炎上!! 2016年は規制元年となるのか!?

1601_Donutus.jpg『Tokyo 7th シスターズ』公式サイトより。

『Tokyo 7th シスターズ』や『ヱヴァンゲリヲン バトルミッション』などのスマートフォン向けゲームを運営するDonutsが、RMT(リアル・マネー・トレーディング)の仲介サイト「プレマ」を運営していたことが発覚し、炎上。今月14日に「プレマ」は閉鎖されたのだが、RMTをゲーム運営側が公認して提供していたため、「これはさすがに動くんじゃないか」とスマホゲーム・ソーシャルゲームに規制がかかるのではと予想する声が多く上がっている。

 RMTとは、ゲーム上でしか使えない仮想通貨やアイテムなどを現金で取引する行為のこと。プレイヤー間でアイテムの取り引きが可能なソーシャルゲームなどで行われる。以前からバーチャルアイテムの現金取引は賭博罪に該当し、違法ではないかと問題視されていた。しかし、「ゲームのデータには金銭的価値がない」として運営会社は黙認。認知外ということで、グレーゾーンに留まっていた(もちろんRMTを規制している会社もある)。

 しかし今回の問題点は、スマートフォンゲームを運営している会社が、RMT仲介サービスを提供していた点にある。100円のガチャで引き当てたレアアイテムを1万円でほかのプレイヤーに売るといったグレーゾーンを会社が認めるということになるのだ。

 このニュースに対して「100%規制入るよこれ」「これ洒落にならんわ ガチャどうこうとかいうレベルじゃないぞ」「そろそろお上が動くんじゃないか」「ほんと無法地帯」「これはソシャゲ・スマホゲ規制のトドメになりそうだな」との声が上がっている。

 また、「現代の錬金術だな」「レアとかいう概念が無いだろ。いくらでも用意できるんだから」「錬金術士は存在しまぁす」「レアキャラ入りアカウントを量産して売るだけの簡単なお仕事です」などといった声もある通り、レアアイテムの現金価値や数も自社でコントロールすることができる点も問題といえそうだ。

 現在「プレマ」のサイトは閉鎖され、「『プレマ』に関する多くのお問い合わせをいただいており、各方面への影響を考慮しサービスを停止いたしました。改めて法的な部分を精査し、今後の対応について検討しております」などと書かれた文章だけが残る状態となっている。また「自社運営ゲームのアイテムがプレマ上で流通することが問題となる点が示唆されたため、閉鎖といたしました」と閉鎖理由も明記。なお、「開始後間もないこともあり、現時点までに成立した取り引きはありませんでした。すでに出品いただいていたお客さまにはご不便をおかけし申し訳ございません」と、取り引きがなかった旨や謝罪文も掲載されている。

 数年前から度々問題となっているRMT。「こんなの氷山の一角なんだろうね」といった声もあるように、まだ明るみになっていないだけで、似たような行為をしている会社もあるのかもしれない。オンラインネットワーク先進国の韓国では、RMTを規制する法改正をした。日本も16年がソシャゲ規制元年となるのか注目だ。

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