「とんでもなく低レベルなものが出てきそうで逆に楽しみ」格闘ゲーム『KOF』が中国でアニメ化!! 実写版も早期実現!?

1601_kof.jpg『THE KING OF FIGHTERS XIV』公式サイトより。

 今月12日、人気格闘ゲーム『ザ・キング・オブ・ファイターズ(以下、『KOF』)』(SNKプレイモア 以下同)のアニメ化と実写化が中国で進んでいると発表があった。世界中でプレイされている人気ゲームのアニメ・実写化に、世間からは「ダメな臭いしかしない」と期待を寄せない声と、中国製作ということで「逆に面白くなりそう」とダメな方向で期待を寄せるファンの声が上がった。

 年内にはシリーズ最新作のPS4ソフト『THE KING OF FIGHTERS XIV』が発売予定で、世界中で大会が開かれるなど、多くの国でプレイされている『KOF』だが、2005年にも『The King of Fighters: Another Day』というタイトルで、WEB・CS向けに放送されたアニメ作品がある。全4話構成の同作はProduction I.G製作、ゲームと同じ声優を起用したのだが、「格ゲー原作のアニメってやっぱりこうなっちゃうのね……」「アニメ版作る余力があるぐらいなら、もう少しゲーム製作に力を入れてほしい」など、パッとしない評価だった。

 また、主人公にマギー・Q(不知火舞役)を迎え、2011年に日本で公開された実写映画版も存在する。草薙京役がハーフという設定、テリー・ボガードに普通のおっさんというキャストで、原作には無いオリジナル設定の物語が展開され「実写版DBと同じぐらい酷い」「予感はしてましたが、思った通りの酷さでした」「類を見ないような駄作」とB級映画ファンが食いつきそうな感想が上がっている。

 そしてこの度、『KOF』が再びアニメ&実写化。今回の発表は、先日北京で開催された「中国インターネット文化産業フォーラム」の席で、SNKプレイモアを買収した「37Games」の李逸飛氏が発言したもの。すでにアニメは制作が進められていて、今年の4月~6月に動画配信サービスなどで公開される予定だという。実写化の方は「あまり困難ではない」とのことで、早めに計画が進みそうな雰囲気をみせている。このアニメ&実写化のニュースに対して、ファンからは「期待せずに見守りましょう」「激怒ものの出来になる可能性が……」「なんでわざわざ自殺するの?」と、全く期待をしていない声が多く上がった。

 しかし、「とんでもなく低レベルなものが出てきそうで、逆に楽しみ」「中国なら逆に期待できる」「ハリウッドの実写映画化は不安要素しかなく断固反対するけど、中国が実写化するというのはなんか面白そうな気がする」「腹筋崩壊しないように鍛えてる」と、逆に“一周して楽しみ”と期待を寄せるファンも多い。

“格ゲー原作に当たり無し”というジンクスもあるが、先日イメージビジュアルが公開された、『ストリートファイター』(カプコン)の実写新作『ストリートファイター リザレクション(Street Fighter: Resurrection)』のように、ファンの期待を集める作品もあるにはある。詳細はサッパリわからないが、「周星馳(チャウシンチー)が撮るなら面白そう」「男装の美女キングがどうなるかが気になる」と真面目に期待を寄せる声もある今回のニュース。過去のアニメと実写版を良くも悪くも超える作品に期待したい。

もし出来が良かったら、すぐに土下座します!

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