2016年はアニメ化に期待!? 1周年を迎えた『刀剣乱舞-ONLINE-』の人気ぶりから炎上事件までを振り返る

1601torabu_2.jpg『刀剣乱舞-ONLINE-』プレイ画面より。

 1月14日、人気ブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』(以下、『刀剣乱舞』)がサービス開始から1周年を迎えた。これを受けて「山姥切国広という刀剣男士を世に放ってくれてありがとう」「まさか青江にこんなにハマるとは思ってもいませんでした」「本丸にじじいが来なくて1年か……」といった声が“審神者(さにわ)”から続々と上がっている。だが、「まだ1周年か」といった驚きの声があるように、『刀剣乱舞』はまだまだ1年目。だが、この1年の間に『刀剣乱舞』ではさまざまな出来事があった。1周年という節目に、これまでの『刀剣乱舞』を振り返りたい。

 審神者なら説明不要だが、改めて説明すると『刀剣乱舞』とはDMMゲームスとニトロプラスが共同制作したブラウザゲーム。DMMゲームスは、艦艇を擬人化した『艦隊これくしょん~艦これ~』も有名だが、史実にまつわる刀を擬人化した“刀剣男士”が多数登場する。『刀剣乱舞』は織田信長が所有していた「へし切長谷部」や、土方歳三が使っていた「和泉守兼定」などいった“かっこ良くて強い!”(かわいくて強い)刀剣男士を集め育成し、歴史の改変を目論む敵勢力の討伐を目的としたシミュレーションゲームとなっている。

 そんな『刀剣乱舞』は、2015年1月14日にサービス開始されるやいなや、爆発的な人気を集め、サービス開始からわずか半月でユーザー数50万人を突破。用意されていたサーバーは即満員となってしまい、サービス開始後に『刀剣乱舞』の噂を聞きつけやってきた人はすぐにプレイができないという状況が続いた。

 サービス開始早々から、15年の覇権ジャンルとも言われた『刀剣乱舞』。だが、たびたび騒動も話題に。「加州清光」と「大和守安定」のイラストがネットの写真を無断でトレースした、いわゆるトレースパクリだと疑いがかけられたり、「鶴丸国永」の担当絵師がTwitter上で公開したイラストの帯の結び方を巡って「カルタ結びは男がやると男色受けみたいな意味がある」と物議が醸される騒ぎもあった。

 これに対し公式側は「トレースを行ったものではありません」「ゲームに実装されているイラストは差し替えを行う予定はない」と、それぞれに対し声明を出したが、その後にはアイテムやアイコンにも“トレパク疑惑”が浮上。こちらに関しては、「権利処理において問題がある」と過失を認め謝罪、問題のあったアイテム・アイコンは差し替えが行われたことも。

 だが、そんな“重傷”を負ったのにもかかわらず、『刀剣乱舞』はその後もめきめきと人気を伸ばすことに。「三日月宗近」が展示された東京国立博物館、現在「へし切長谷部」と「日本号」を展示中の福岡市博物館など、刀剣の展示会が行われると審神者たちが博物館に殺到したり、また好きな刀剣男子の模造刀を購入する審神者も現れるなど、ゲームを飛び越えた現象も起きた。この現象はメディアにも取り上げられ、のちにゲームをきっかけに刀に興味を持つ女性を指す「刀剣女子」という言葉が15年の「流行語大賞」にノミネートされるまでとなった(当の審神者は、「刀剣女子って誰?」状態だが……)。

2016年はアニメ化に期待!? 1周年を迎えた『刀剣乱舞-ONLINE-』の人気ぶりから炎上事件までを振り返るのページです。おたぽるは、PCゲームゲームの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!