ディズニー1強時代に反転攻勢! 異色の話題作『The Emoji Movie』をはじめ米ソニー映画の今後のラインナップに期待

1601_emoji.jpg「Comingsoon.net」より。

 昨年7月、米ソニー・ピクチャーズが制作を発表して世を驚かせたのが電子メールの“絵文字”をキャラクターにしたオリジナル長編アニメ映画である。発表後、しばらく続報もなく「話題作りだったのでは?」と訝しがる声もあったが、先頃この近年まれに見る異色作の公開日が公式にアナウンスされた。

■気になる“絵文字”キャラクターの詳細

 昨年末、米ソニー・ピクチャーズアニメーションは、電子メールの“絵文字”のキャラクターが活躍するアニメ映画『The Emoji Movie』を2017年8月11日に劇場公開すると発表した。

 映象クリエイターのエリック・シーゲルとアンソニー・レオンディスが企画したこの前代未聞の“絵文字アニメ”だが、意外なことに(!?)映画界でのウケが良く、昨年、映画化の権利をめぐりワーナー・ブラザースとパラマウントとの三つ巴の競争入札が争われ、ソニー・ピクチャーズアニメーションが落札したのである。

 エリック・シーゲルは米TBSのテレビシリーズ『メン・アット・ワーク』のプロデューサーなどを務めたテレビ畑の人物で、一方、アンソニー・レオンディスは映画監督として2008年公開のフランス映画『Igor』などの代表作を手がけている。そして『The Emoji Movie』の監督として制作の指揮を執るのもアンソニー・レオンディスであるということだ。

 気になる内容と、“絵文字”キャラクターの詳細だが、まだ残念ながらよくわかっていないようだ。なんとなく参考になりそうに思われるのが『LEGO ムービー』や、ソニー・ピクチャーズアニメーションが過去に手がけたドラキュラを題材にしたオリジナルアニメ『モンスター・ホテル』や、ファンタジックな絵本を原作にした『くもりときどきミートボール』といったところだろうか。

“ネット文化”から生まれたメジャーなキャラクターということで、巨大掲示板群「2ちゃんねる」で親しまれてきたアスキーアートの“モナー”と、それに続く「のまネコ問題」をついつい思い出してしまうが、ご安心あれ、この“絵文字”に関しては著作権関係はすべてクリアになっているようだ。

 いったいどんなアニメ映画になるのか、まだまだ謎を呼ぶ『The Emoji Movie』だが、来年の夏にむけて少しずつ情報が漏れ伝えられてくると思うので気長に続報を待ちたい。

モンスター・ホテル 1

モンスター・ホテル 1

絵文字はかなり気になる。

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