電車内でスマホを操作してゲームアプリを楽しんでいる人々の姿を見かけるのも今やすっかり日常の光景になっているが、社会生活を送る上でゲームを楽しむには、はやり気持ちのほうのオン・オフの切り替えも肝心であるようだ。
■勤務中のゲームで緊急通報への対応が遅れる
米・ABC系列の「WPBF News」によれば先ごろ、フロリダ州パームビーチ郡の保安官が当番中に携帯ゲームをしていたとして懲戒処分を受け、役職を降格されたということだ。ゲームファンには結構ゾッとする話ではないだろうか。
昨年10月21日、レイクパークで起きたひき逃げ事件の通報を受けたパームビーチ郡保安官事務所の保安官、チャールズ・モリスはすぐには対応せずに電話を保留し、当直の保安官を現場に向かわせるまでに40分もの時間がかかったという。また、その後に受けた発砲事件の通報にも保安官を差し向けるまでに9分もの時間を要したということだ。一体この保安官はなぜすぐに対応できなかったのか……。
懲戒委員会の調査によれば、チャールズ・モリスはこの時、携帯ゲーム機でゲームをプレイしており、ゲームに熱中するあまり職務を速やかに遂行することができなくなっていたということである。ちなみに携帯ゲーム機とプレイしていたゲームソフトのタイトルは公表されていない。以前から彼の勤務中のゲームによる職務怠慢は報告されており、2014年から2015年の間で今回が3度目のことであるという。彼は保安官事務所内で通信業務指導官という高位の役職にあったが、同スポークスマンによれば彼は今回の件で職位を降格されたということである。
ゲームアプリの普及や、携帯ゲーム機の高性能化でゲーム好きにとってはいつでもどこでもビデオゲームを楽しめる夢のような環境が実現しているが、新年を機にあらためて仕事とゲームの切り替えの重要性を肝に銘じたいものだ。
勤務中にゲームをしていた保安官が降格処分! 自覚症状が希薄な“スマホ中毒”にも要注意のページです。おたぽるは、コンシューマーゲーム、ゲーム、Ingress、ゾンビ、スマホ中毒、勤務中、携帯ゲームの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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