『3月のライオン』TVアニメはやっぱり新房×シャフト! 原作者は大喜びも、ネット上のファンは悲痛……

2016.01.07

TVアニメ『3月のライオン』公式サイトより

 以前からTVアニメ化、実写映画化が発表されていた『3月のライオン』(作:羽海野チカ/白泉社)の続報が発表!!

 NHK総合テレビにて今秋放送、そしてアニメーション制作はシャフト、監督を新房昭之が務めることに。羽海野チカも「新房監督の作品が大好きで“新房監督でシャフトさんで、この夢が叶えられないのならアニメ化出来無くてもいい…。そう思っていました。とても幸せです!」と、情感たっぷりなコメントを寄せているが、ネット上の原作・アニメファンの反応は「この原作でシャフトは合わないのでは」「シャフトはねーよ、シャフトは」「せっかくの良作が……」など、否定的な声が多いようだ。

『3月のライオン』は、中学生で将棋のプロとなった天才棋士・桐山零と、彼の周囲を描いた物語。将棋を題材とし、勝負にかけるプロ棋士たちの生き様を熱く描きつつも、勝負論だけにとどまらず、桐山と川本家の3姉妹たちとの交流を通じたヒューマンドラマ、ラブ要素、東京・下町の情緒ある風景、やたらと力の入った料理――といった『3月のライオン』の魅力が、新房監督×シャフトの組み合わせでは生きてこないのでは、というのがファンたちの言い分。

 新房監督×シャフトは、言わずと知れた『魔法少女まどか☆マギカ』、<物語>シリーズ、『荒川アンダー ザ ブリッジ』など、ヒット作を生み出してきた組み合わせ。赤や黒など強めな色使い、特徴的なカット割やレイアウト、随所に細かいネタを仕込んでくる演出……新房監督×シャフトが手がけた各作品で、ある程度共通している特徴が、『3月のライオン』には似合わないのではと、ファンは恐れているのだ。

「文字の羅列で1カット使ったりするのか」「ひなちゃんのシャフ度楽しみです」「三日月町が夕日で真っ赤に染まるんですね、わかります」といった声が多数あがったうえ、「もう一回『ハチクロ』スタッフが集結してくれると思ってた」「IGかP.Aがよかった」「マッドなら…」「『君嘘』スタッフにやらせろ」など、ファンそれぞれの“ベストな起用”として、たくさんの他スタジオやクリエーターの名前があがっている。

編集部オススメ記事

注目のインタビュー記事

人気記事ランキング