ルーカスご立腹の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、3週目にして初首位!『ガルパン』も再ランクイン!! 【週末映画興行成績】

1601_eiga_starwars.jpg『スター・ウォーズ』公式サイトより。

 16年1発目、1月2日~1月3日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 年明け土日2日間で動員約52万2,000人、興収約8億2,700万円をあげ首位に輝いたのは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。正月休みも手伝ってか、前週動員比は117%。累計動員は415万人、累計興収も65億円に迫る勢いだ。

 国内でも充分稼いでいる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』だが、北米での興収は別格。なんと、公開15日目で6億8,640万ドル(約824億円)に達し、早くも歴代興収2位の『タイタニック』(累計興収6億5,870万ドル)を抜いたという。さらに、歴代1位の『アバター』(累計興収7億6,050万ドル)も超えると目されている。

 ただ、そんな『スター・ウォーズ』最新作に、生みの親であるジョージ・ルーカスはご立腹。“我が子”と愛でる「エピソード1~6」は「作品ごとに惑星や宇宙船を変え、それまでとは違う作品にしようと懸命に取り組んだ」そうだが、手放した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』はその取り組みを無視するかのようにレトロ調に作られ、それがどうにも気に入らないという。果てには、ディズニーを“奴隷業者”とまで罵る始末。その後、謝罪はしたようだが、「それなら最初から自分で作ったらいいのに」と思わずにいられない。父親の心理は難しいものです。

 おまけに、出演者に関してもひとつ。シリーズでレイア姫を演じるキャリー・フィッシャーが、自身のTwitter(@carrieffisher)で「誹謗中傷はやめて」と訴えかけた。どうやら『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でのフィッシャーの容姿に対し、「劣化が酷い」「デブ」「いい感じに歳を重ねていない」といった声が上がっているらしい。どの国も一緒ですね。違う人が演じれば、それはそれで批判となるのだから、少しは大目に見てあげようよ。

 さて、2位は動員約32万人、興収約3億7,400万円をあげた『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』。3週目にしてワンランク下げるかたちとなったが、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』相手によくやったと、むしろ褒めるべきだろう。動員約13万6,700人、興収約1億6,900万円をあげ、3週連続3位となったのは『orange -オレンジ-』。累計20億円を突破と、こちらも健闘を見せている。

 4位『母と暮せば』、5位『007 スペクター』に続くのは、2週連続6位の『映画 ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』。Yahoo!映画レビューは3.78点(1月5日現在)と悪くないし、「笑って泣ける」という声が多いが、一方で「シナリオどおりに話が進む」「ローラの演技がクソすぎる」「留学生の日本語が流暢すぎ」などの声も見られる。筆者は今週末鑑賞予定なので、自身の目で確かめてきます。どうか1作目の『ちびまる子ちゃん(大野くんと杉山くん)』を超える神作でありますように。

 7位は『杉原千畝 スギハラチウネ』、8位は“ロッキーの新章”こと『クリード チャンプを継ぐ男』、そして9位は、再びランキング入りを果たした『ガールズ&パンツァー 劇場版』。前週動員比は驚きの196%とのこと。スクリーン数、増やしてあげたらどうでしょう?

 10位が『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』で、年明け1発目の映画興収はフィニッシュ。なお、今週末に公開される注目作は、スティーヴン・スピルバーグ×トム・ハンクス『ブリッジ・オブ・スパイ』、NEWS・加藤シゲアキ原作『ピンクとグレー』、西尾維新『化物語』の前日譚『傷物語〈I 鉄血篇〉』あたりとなる。

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