子どもの頃に欲しかったスター・ウォーズのフィギュアが33年後のクリスマスプレゼントに!

1601_sw.jpgOMGparty氏のImgurより。

 思いがけない“お宝”が眠る身近な場所と聞いて、まず頭に浮かぶのは押入れだ。いったん奥に放り込まれたモノは我々の記憶からも消し去られるという意味で、やはり押入れは時空を超えた空間のようだ。

■33年間眠り続けていた“ルーク・スカイウォーカー”

 お正月映画の目玉でもあるシリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開で人気再燃中の『スター・ウォーズ』だが、このタイミングにあわせてファンによるさまざまな“スター・ウォーズ秘話”が寄せられている。そんなエピソードのひとつが、押入れの中から33年ぶりに“発掘”されたというルーク・スカイウォーカーの年代物のフィギュアだ。

 時は1982年のクリスマスに遡る。アメリカのとある家庭で、子どもたちのためにクリスマスツリーにプレゼントを吊り下げていた母親が、この日のために玩具屋で買ってきた人形のひとつをうっかり見逃してしまったのだ。ツリーに吊り下げられることのなかったその人形は子どもたちの手に渡ることなく、クリスマスが終わるとツリーと共に押入れの中へと詰め込まれたのだった。

 日の目を見ることなく、押入れの中で眠り続けていたその人形を、何気なく奥のほうまで物色していた母親が先日、33年ぶりに発見。当時子どもたちの間で人気だったスター・ウォーズの玩具で、ルーク・スカイウォーカーの人形であった。そしてあらためて、この人形を自分の子どもへのクリスマスプレゼントとして手渡したのだ。

「とても驚きました! 子どもの頃に待ち焦がれていたスター・ウォーズの玩具がやっと手に入ったんです。このプレゼントを貰うのは今が(シリーズ最新作が公開されている現在が)ふさわしいとも言えますね」と「The Daily Dot」の取材に応えるのは、RedditユーザーであるOMGparty氏だ。彼がこの年代物のルーク・スカイウォーカーのフィギュアを写真に収めてネットに投稿したところ、さっそくファンの間で話題になったのである。

 さて、その33年前の人形は、玩具メーカーのKennerから1978~1985年の間に販売されていた『スター・ウォーズ』シリーズのフィギュアであるということだ。それなりの経年変化はあるものの“新品未開封”の状態で、購入した「K-マート」の値札シールも貼ってあり、ビンテージ感はたっぷりだ。画像を見たSNS仲間から「500ドルで売って欲しい」という申し出があったというが、OMGparty氏は売るつもりはないという。なんといってもこの人形は、母から貰った33年目のクリスマスプレゼントなのだ。当時欲しくてたまらなかった人形を今になって手にした“かつての少年”の彼だが、その感動もさることながら、あらためて押入れの“異次元空間”ぶりに気づかされる話題ではないだろうか。時間があるときなど、押入れや物置を時折チェックしてみては!?

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