アイドルライブで求められるのは凝った演出よりもファンの熱量か? アフィリア・サーガ ライブレポ

1512_afilia_live_01.jpg「アフィリア・サーガ ワンマンライブ 約束のあの空の果てへ」より。

 12月23日、「アフィリア・サーガ ワンマンライブ 約束のあの空の果てへ」が行われたのは、東京・新宿ReNY。回を重ねるごとに、より演出もアフィリ魔法世界をみせる凝ったものになっていたアフィリア・サーガ。それが、前回7月18日に行われた「夢幻時空の魔法術」から一転。今回はファンタジックな物語背景を織り交ぜた演出はなく、純粋に音楽を聴かせるライブへ。

1512_afilia_live_02.jpgオープニングアクトを務めた妹分ユニットのイケてるハーツ。つんく♂の作詞作曲で2月にメジャーデビュする!

 が、端から見ると一抹の不安がよぎるかもしれない状況も、さにあらず! これがめっぽうよいライブであった。昼の部が始まる前に、マホ・ソット・ボーチェに取材をしていたら、「今回もあまり大きくない会場でやることにしましたが、当日券もまだ出していない状態で、ほぼ満員です」とのこと。実際、ライブが始まると、移動するのも難しいほどファンでぎゅうぎゅう詰めとなった会場は、いつも以上の熱気。メンバーとファンとの距離の近さを感じた。

 また、女性ファンも増えてきたという印象だ。しかも、今回筆者は彼女たちのライブで持っている人を初めて見たのだが、女性客が多いライブで散見する応援グッズの“うちわ”を持ってきている女性ファンもおり、熱の入ったファンが多い様子。

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 アフィリア・サーガのメンバーは前回のワンマンライブの際、10月よりアニメ化された、大人気ライトノベル『対魔導学園35試験小隊』の主題歌「Embrace Blade」を歌うことになり、「ブレイクするかも!?」という発言をしていたが、その発言通り、着々とファンを増やしていたのかもしれない。メンバーもブレイクに向けて、力を入れていたようだ。「今回は、もっと盛り上げていこうということで、アニメが放送されている時間は必ず携帯に張り付いて、Twitterで実況したり、告知をしたりするのをすごく強化してきました。なので、本当に生で観ているファンの意見も見られました」と、アヤミ・チェルシー・スノウ。アニメファンに向けたメッセージは届いたようで、マホも自身のファンについて、「アニメファンや声優ファンの人たちのファンが増えました」と実感があったようだ。CDの売り上げも、ORICON STYLEのシングル売り上げランキングをみると、「Embrace Blade」は、同じくアニメ主題歌だった前作の「Never say Never」を上回っている。

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