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今年も来年もアニメはMX! 今年もアニメ攻勢がすごいTOKYO MXの年末年始特番、そして2016年について聞いてみた!!

2015.12.28

尾山 アニメ事業部は4人いますが、まずはアニメ放送の運行をしっかり遂行していかないといけないわけです。少ない人数だからこそコミュニケーションをしっかりとれているのかなと。役割分担を決めて、編成案を中心に営業をかける、搬入の際はこうルートを作っておくとか、先手先手をうつように心がけて、部が一つのTV局のような雰囲気でやれていると思います。モチベーションを高めて、作品一つ一つ、丁寧さを心がけて。特段辛いという雰囲気ではないですね。

―― 4人で何本ぐらいの製作委員会会議に出てらっしゃるんですか?

尾山 それは相当数出ていますけど、会議は月1ぐらいで作品ごとに参加していますから。ただ、来年はさらに本数が多いので、各人、時間をうまく使って作戦を練らなければなりません。

―― さらに最近は5分15分といったショートアニメも多いです。ショートアニメは作画などの苦労は大分軽減されますけど、放送に至るまでの過程はふつうの30分アニメとさほど変わらないと思いますが?

尾山 ええ、でもいい意味で充実しているというか。どこかで有事があったら、枠が空いたらどうしようという恐怖感がありますから、より小回りの利くショート作品も積極的に営業もかけていますし。そこは編成と相談してスポットでやるのか、アニメだけではなく会社全体としてちょっとバラエティ番組を入れたらどうかとか、話し合いをしながら進めていっています。弊社は小さい会社なので、コミュニケーションを比較的多くとるように努め、色々な意味で小回りが利くよう心がけています。

■2016年のTOKYO MXはさらなる期待作が目白押し…!?
―― 了解しました。ただ、有事という単語がちょっと気になったんですが?

尾山 例えば電車や飛行機の事故、災害、大事件が起きたときは内容を考えたりはしますよね。

―― 茨城・栃木で水害が起きたときに、放送を自粛されたアニメがありましたよね。加えて、それこそ『SHIROBAKO』の作中にもあったような、納品がギリギリになってしまうようなケースもあったのかなと。

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