オリコンが『2015年 音楽&映像ランキング』を発表!! ランキングを眺めながらアニソンについて考えてみる

■2015年はμ’sがアニソン界を席巻。その理由は……?

15_oricon03.jpg「ラブライブ!μ’s Go→Go! LoveLive! 2015~Dream Sensation!~ Blu-ray Memorial BOX」

 さらに年間ミュージックBlu-rayランキングの7位にも「ラブライブ!μ’s Go→Go! LoveLive! 2015~Dream Sensation!~ Blu-ray Memorial BOX」が登場している。こちらは15年1月31日~2月1日に行われたライブを収録したBlu-ray。これまでランキングを見てきたが、アニソンらしいアニソンはμ’sとアイマス関連くらい。

 この2作品をのぞいた、ほかのアニメ関連曲がなかなか上位に入ってこないのは少し寂しいような気もするが、15年はこの2コンテンツが他を圧倒したということでもあると思う。さらに両作に共通しているのは、パッと出たものではなく、少しずつ着実にファンと成長してきたもの、ということ。ファンの応援する力が実った形になったのではないだろうか。

 最近ではコンテンツへ大量に「お布施」をするファンが目立つようになってきたと思う。これは愛情の表れでもあるが、もっと大事なのは「多くの人がコンテンツを応援してCDなり楽曲なりグッズを手にすること」だ。特にμ’sはベストアルバムの楽曲などを見ると「これまでの軌跡」を追いやすいコンテンツだし、アプリゲームも幅広い年齢層に流行している。つまりμ’s は「新規のコンテンツファンでも楽しめる」ものであるとも言えるだろう。こういったラブライブ!やアイマスの流れを見ていると「グッズを全部持っていること人が偉い」のではなく「コンテンツを友達にオススメした結果、その友達がファンになってくれた」ってことが重要ではないかな、と感じました。いやあ本当にアーカイブと息の長さって大事ですね……。 

 これまで散々オリコンランキングのまとめを記してきたが、ここ近年で「配信限定」という楽曲も増えてきており、実際にこのランキングがどこまで音楽シーンの実態と直結しているかは不明だが、日本における「アニソンの位置」というものは分かったと思う。2016年はどんな楽曲が流行するのか、ぜひ読者もランキングを気にしながらアニソンを聴いてみてはどうだろうか。
文/マツキ・サン

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