オリコンが『2015年 音楽&映像ランキング』を発表!! ランキングを眺めながらアニソンについて考えてみる

■やはり2大人気コンテンツがランクインする結果に

15_oricon02.jpg「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER DREAMERS 01 Dreaming!」(春日未来,最上静香,伊吹翼)

 年間ランキングの順位を下から見ていくと、ようやく94位にソーシャルゲーム「アイドルマスター ミリオンライブ!」のキャラソンシリーズとしてリリースした「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER DREAMERS 01 Dreaming!」(春日未来,最上静香,伊吹翼)と、95位にアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』オープニングテーマ 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 01 Star!!」(CINDERELLA PROJECT)のアイマス勢が満を持して登場する。

 熱心なファンを持つコンテンツの楽曲がしっかりとランクインした形となった。そして96位にきて『ラブライブ!サンシャイン!!』からAqoursのファーストシングル「君のこころは輝いてるかい?」が登場。解散が発表されたμ’sの後継グループとして注目されているAqoursがここにランクインしてきた。年間ランキングに食い込むとは……! 16年はAqoursに注目してもいいのかもしれない。

■人気バンドが手がけるアニメ主題歌も好調
 71位にはUNISON SQUARE GARDENが歌う、『血界戦線』のエンディングテーマ「シュガーソングとビターステップ」がランクイン。UNISON SQUARE GARDENは『TIGER & BUNNY』シリーズや『夜桜四重奏』などで知っている人も多いはず。

 そして93位には『アルスラーン戦記』オープニングテーマであるUVERworld『僕の言葉ではない これは僕達の言葉』が登場した。98位に『七つの大罪』オープニングの「Seven Deadly Sins」、99位に『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のオープニングテーマ「Raise your flag」と、オオカミの被りものでおなじみのMAN WITH A MISSIONの楽曲が2曲ランクインしている。この3曲はいずれも「日5枠」(※毎日放送制作日曜夕方5時枠)の主題歌。「地上波で放送される人気作に、人気バンドが手がける主題歌」が納得の強さを見せつける形となった。

■アルバム部門ではμ’sがアニソンのトップ
 シングルから変わり、アルバム部門を見ていくと31位に「μ’s Best Album Best Live! Collection II」(超豪華限定盤)がランクインしている。こちらは楽曲全38曲+特典というCD3枚組の大ボリュームで、値段もそこそこするのだが、入門編にはバッチリ。つまり「高いが安い」1枚だったりするのだ。

 続いて見ていくと96位に武道館ライブを行った藍井エイルのアルバム「D’AZUR」(初回生産限定盤A)、97位にはClariSの「ClariS ~SINGLE BEST 1st~」(完全生産限定盤)がランクインしている。余談だがこのClariSのアルバムは某密林で評価が低いにも関わらず年間ランキングに入っている。それほど固定ファンの数が多い、ということだろう。

 また、71位にゲーム『スプラトゥーン』のサントラ「Splatoon ORIGINAL SOUNDTRACK -Splatune-」がランクインしている。そして74位にはファンから絶大な支持を得ているSound Horizonの、10周年記念作品シリーズ「Nein」(完全数量限定デラックス盤)の健闘が光る。

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