撮り鉄垂涎！ 広大なカナダの大地を走る冬の風物詩“ホリデートレイン”が今年も完走

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■登場相次ぐラッピング列車

　一方、ここ日本でもラッピング列車などの思わず目を惹きつけられる車両の登場が相次いでいる。

　埼玉県の秩父鉄道（本社・熊谷市）では今月の20日に、秩父三社（宝登山神社、秩父神社、三峯神社）の社殿や彫刻などをモチーフにしたデザインのフルラッピング列車「秩父三社トレイン」の運行を開始している。3両編成のこの「秩父三社トレイン」は外装だけでなく車内の天井や壁にもラッピングを施してあり、また描かれている代表的な彫刻などについての解説も展示し、秩父の郷土史に触れる機会にもなる列車となっている。

　ちなみに時刻表からはどの列車が「秩父三社トレイン」かは判別できないようで、また、いつまで運行するのかもまだ決まっていないようなので、乗ってみたいという方は早めに現地でチェックしてみてもいいかもしれない。

　このほかにもJR西日本では今月、岡山県の山陽本線エリアでラッピング列車「ふるさとおこし1号」、「ふるさとおこし2号」の運行を開始。ご当地キャラの「くまなく・たびにゃん」によるふるさとおこし企画“吉備之国くまなく旅し隊”のために作られたでラッピング列車だ。また京阪電車の大津線で7月25日から運行を開始しているアニメ『響け！ユーフォニアム』のラッピング車両だが、運行は来年3月31日までといういうからお早めに。もちろん、先月お目見えした山陽新幹線の“エヴァ新幹線”も引き続き注目を集めている。そして来年、どんな列車が我々を驚かせてくれるのか楽しみだ。
（文／仲田しんじ）

【参考】
・The Verge
http://www.theverge.com/2015/12/20/10628914/canadian-pacific-holiday-train

・「CPホリデートレイン」公式サイト
http://www.cpr.ca/holiday-train/united-states

・「News for Ttravel」
http://news.4travel.jp/26359/

 
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