松田聖子と近藤真彦『紅白』トリでウハウハ!? 中高年を狙う“高額ディナーショー”ビジネス最新事情

macchi05640.jpg近藤真彦

『第66回NHK紅白歌合戦』のトリが発表され、紅組は松田聖子、白組は近藤真彦となった。2人はともに今年デビュー35周年を迎える同期組である。聖子ちゃん&マッチの組み合わせに、ネット上では「何でいまさら…」の声が多数を占める。だが、同年代のファンにとってみれば夢の組み合わせであることは間違いないだろう。

「松田さんは今年53歳、近藤さんは51歳です。ファン層も同年代と見ていいでしょう。この世代は、80年代に青春時代を過ごし、バブルを謳歌。さらに家庭を持った人は、子育ても一段落し、余裕が出てきた頃ではないでしょうか。つまり、カネもヒマも持っている層なので、業界的には一番ターゲットにしたいところですね」(業界関係者)

 実際、両者は中高年ファンに向けと見られるビジネスモデルを展開している。松田聖子は今年デビュー35周年を記念して、レコード会社の垣根を超えたベストアルバムを発売。初回限定盤のデラックス仕様は、懐かしのLPサイズジャケットと巨大ポスターが封入され、価格は5,000円オーバーだ。CDが売れない時代にあって、かなり強気の価格設定である。近藤真彦も伊集院静が作詞提供したベストアルバムを今年度に発売している。

 さらに両者ともに高額な入場料を取るディナーショー活動も積極的に行っていることでも知られる。

「松田さんのディナショーは12月だけでも、12回行われ、東京だけでなく大阪、名古屋、広島などでも開催されています。チケットの価格はおよそ5万円。近藤さんも、昼間に子連れ限定の“おやつ会”を主催しています。こちらの入場料は大人も、子どもも一人3万円ずつしっかりとかかります。もちろん夜のディナーショーも開催しています」(同)

 入場料5万円のディナーショーチケットがバンバン売れているところを見ると、2人の人気は衰えていないと言えるだろう。不況続きの音楽、エンタメ、テレビ業界にとって、手厚い中高年ファン層に支えられた“永遠のアイドル”である聖子ちゃん&マッチは、希望の星ともなりそうだ。
(文=平田宏利)

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