今、『ONE PIECE』に批判が殺到している。12月18日に公開を控える映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の上映前に、主人公・ルフィが『スター・ウォーズ』にエールを贈るスペシャル映像が流れると発表され、これに『スター・ウォーズ』ファンが激怒しているのだ。
映画『ONE PIECE FILM GOLD』の公式サイトによると、今回の映像はTOHOシネマズとT・ジョイ系の劇場で『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の上映前(12月18日18時30分の初回を除く)に上映されるとのこと。内容は、ジェダイに扮したルフィ、ダース・ベイダーに扮したウソップといった『スター・ウォーズ』風の衣装に身を包んだ麦わらの一味が、リスペクトを込めて『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を映画館で鑑賞するというものだ。
サイトでは、“史上初の、映画会社・作品の垣根を越えたまさに奇跡の連携となる本施策!”と、企画に自信をのぞかせているが、ネットでは「ゴミみたいな企画やめてくれ」「世界観壊さないで」「謎の上から目線」「ライトセーバーで切られろ」といった怒りの声が多数上がっている。
「世界で3億部以上売り上げているマンガと言えど、『ONE PIECE』がSF超大作の『スター・ウォーズ』に“エール”を贈るというのは、見当違いなのでは。あのディズニーでさえ、今回『スター・ウォーズ』ファンを考慮して、作品の世界観を崩さないようディズニーオープニングをカットしています。それをガン無視するかのような企画に『スター・ウォーズ』ファンが怒り心頭になるのは当然といえるでしょう」(映画ライター)
先月には、TOHOシネマズが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の一般鑑賞料金を1,800円から2,000円に値上げし、ファンから不満の声が上がっていた。その中で、ルフィたちのエールが上映されることに「ルフィの出演料だったのか…」「スター・ウォーズが高いの、ルフィのせいなの?」という声まで見受けられる状態だ。
「今回、批判の的にされてしまっている『ONE PIECE』ですが、ネットでは『ルフィに何も罪はないんだけどな…』『ルフィさんも大人の事情で大変だな』と、同情の声も上がっていますね。映像が上映される同日に来年7月公開の映画『ONE PIECE FILM GOLD』の前売り券を発売するとのことなので、上映される映像が『スター・ウォーズ』ファンの逆鱗に触れない内容だといいのですが……」(同)
「ドンッ!!」と打ち出した企画ではあったものの、ルフィら麦わらの一味が“ジャー・ジャー・ビンクス”並に嫌われてしまう日はそう遠くはなさそう。「双方のファンが得をしない企画」という声もあるが、はたして……。
「ルフィも大人の事情で大変だな」という同情の声も!? 『スター・ウォーズ』にエールを贈る『ONE PIECE』が炎上!のページです。おたぽるは、漫画、映画、マンガ&ラノベ、その他、スター・ウォーズ、ワンピース、フォースの覚醒、ONE PIECEの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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