最強アニソン・ユニットの結成15周年を祝う4時間の超ロングライブ！　JAM Project 15th Anniversary Premium LIVE THE STRONGER’S PARTY　レポート

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　アンコールの定番「MOTTO！　MOTTO！」が鳴り響く中始まった延長戦。まずはメンバー全員に加えヒカルドが登場し感謝の言葉を改めて述べるが、影山から「あの……ちょっといいですか？」と言いにくそうにツッコミが。

影山「実は次の曲……まだヒカルド、歌わないんですよ」
きただに「なんで出てんねんお前（笑）」
ヒカルド「みんなに会いたくて……」

　勢い余ってフライングしたヒカルドは一旦退場。そしてアンコール最初の曲は、初期のヒットナンバー「CRUSH GEAR FIGHT!!」（アニメ『激闘！　クラッシュギアTURBO」OP）。続けてはイントロが響いた瞬間にアリーナの温度が一段上がった「VICTORY」（PS2ゲーム「スーパーロボット大戦MX」OP）へ。JAM✕スパロボの流れを作ったと言っても過言ではない名曲は、メンバーがステージ上でVの字に並び、同時にモニターに「炎のV」が表示されるというアツい演出もなされる。

　超ロング・ライブもいよいよ最後の1曲となるが、その前には「来年、オリジナルアルバムリリース」「アルバムを引っさげ夏から秋にツアー開催」との発表も。そしてヒカルドも呼び込まれると、いよいよ最後のナンバーにして、これを聴かなければ終われない「SKILL」（PS2用ゲーム「第2次スーパーロボット大戦α」OP）へ。

　歌いながら左右の花道へ、ミニステージへとステージを大きく動きまわるメンバー。そして曲の合間には、きただにの音頭で「世界中のファンへありがとうを叫ぶ」ということで、様々な国の言葉での「ありがとう」をコール＆レスポンスも。長かったこの日のライブは、この日一番の長さとなった特別版の「SKILL」で終わりを告げた。

　アニソン界の第一線を走り続けて15年。記念イヤーの特別ライブということで、初期の曲から最新曲、ド定番のヒット曲と幅広く歌われたセットリストを見れば、その足跡は一目瞭然だろう。それぞれソロでも活躍する実力派のメンバーが集ったアニソン・ユニットは、アニソンの魅力を日本のみならず世界中のファンへと届け続けたが、それはステージ上でマイクを取るヒカルド・クルーズの姿が象徴しているようにも思える。

　アンコールまで含めれば全39曲、約4時間という記念イヤーを祝うにふさわしいこの日のライブ。しかしJAM Projectは過去を振り返るばかりではなく、早くもこの先に向けて歩み始めている。来年以降、どんなアツいアニソン、ゲームソング、特撮ソングを届けてくれるのか？　アニソン・シーンを牽引する最強ユニットの今後にも期待し続けたい。

JAM Project 15th Anniversary Premium LIVE「THE STRONGER’S PARTY」
1　レスキューファイアー
2　Crest of “Z’s”
3　Unlimited Force
4　Rebellion～反逆の戦士達～
5　Breakthrough
6　Maverick～覚醒されし獣～
7　Generation!
8　サイボーグ009～Nine Cyborg Soldiers～
9　牙狼メドレー～EMERGE～漆黒の翼～、炎ノ刻印-DIVINE FLAME-、一触即発～Trigger of Crisis～、WANDERERS、我が名は牙狼、牙狼～savior in the dark～
10　ハリケーンLOVE
11　鋼の救世主
12　嘆きのロザリオ
13　Little Wing
14　The Gate of the Hell
15　No Border
16　Portal
17　THE MONSTERS
18　SEVENTH EXPLOSION
19　MAXIMIZER
20　THUMB RISE AGAIN
21　覚醒X
22　Always be with you
23　HERO
24　決戦 the Final Round
25　Sempre Sonhando～夢追人～
26　Fight to the end～聖戦～
27　鋼のレジスタンス
28　THE HERO!! ～怒れる拳に火をつけろ～
29　ヒカリへのカウントダウン
30　Rocks
31　GONG

EN1　CRUSH GEAR FIGHT!!
EN2　VICTORY
EN3　SKILL

 
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