最強アニソン・ユニットの結成15周年を祝う4時間の超ロングライブ! JAM Project 15th Anniversary Premium LIVE THE STRONGER’S PARTY レポート

影山「360度、ステージから見るみんなの姿は、最高です!」

 ステージの構成上、メインステージをファンがぐるりと取り巻くというこのライブ。しかし、関西でのラジオキャンペーン時のトーク中に、「365度のステージ」と間違ってしまったと言い、このネタはこの日何度も持ちだされていた。影山に続き各メンバーが挨拶と感謝の言葉を述べていくが、奥井からは「今日は日本以外、世界の色んな所からも来てくれているそうです!」とのコメントも。世界中をライブでまわり、アニソンの魅力を発信してきたJAMらしく、世界中からファンがお祝いに駆けつけていた。

 MC後は「ライブで初めてやる曲を2曲続けて」(影山)ということで、「Generation!」(アニメ『カードファイト!! ヴァンガードG」OP)、そして話題の劇場用作品『サイボーグ009VSデビルマン」主題歌「サイボーグ009~Nine Cyborg Soldiers~」では、ステージ上の大型モニターでPVも上映される。

 ここで再びMCを挟み、「JAMは15周年だが、牙狼も10周年」ということで、『牙狼<GARO>』歴代シリーズの主題歌メドレーへ。「EMERGE~漆黒の翼~」(TVシリーズ『牙狼<GARO> –GOLDSTORM- 翔」第2クールOP)から始まり第1作のOPテーマ「牙狼~savior in the dark~」(特撮『牙狼<GARO>」OP)まで、6曲の豪華なメドレーに。また「牙狼~savior in the dark~」の最中には、サイドステージから黄金の鎧を纏った牙狼も登場し、豪華な共演に会場は沸いた。

■左右にわかれたミニステージの意味とは?
遠藤「みなさん楽しんでますか!? 体力残ってますか!? ……こっからですよ?」

 ここまで14曲を終えた時点で、ようやく前半戦が終わりという長丁場。そしてここからは後半……ではなく「中盤戦」となり、まずはタオル曲「ハリケーンLOVE」では花道とサイドステージもフルに使い、全方位のファンを更に煽っていく。

 ここで影山、遠藤を残して残りの3名は一旦降壇し、2人での「鋼の救世主」(PS用ゲーム『スーパーロボット大戦α外伝」OP)、続いては福山、きただにとチェンジしての「嘆きのロザリオ」(アニメ『超重神グラヴィオン」OP)、そして奥井のソロによる「Little Wing」(アニメ『スクラップド・プリンセス」OP)。各メンバーの歌声をじっくりと聞かせたあとは、左右のミニステージから登場した4人が合流しての「The Gate of the Hell」(OVA『マジンカイザー ~死闘!暗黒大将軍~」OP)でこのパートを締めくくった。

 この直後のMCでは、「嘆きのロザリオ」はきただにがJAMに加入してから初収録となった楽曲、同様に「Little Wing」も奥井の初収録曲だったという話題から、左右のミニステージ上に掲げられたJAMのロゴについても言及が。アリーナ東側にあるミニステージ上には、JAM結成当時の旧ロゴが、西側には現在の新ロゴが掲げられていたが、この日のオープニングはこのロゴに合わせて旧ロゴ側からオリジナルメンバーである影山、遠藤が、新ロゴ側からは途中加入となった3人が登場したという意図も語られた。

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