「夢のステージだったけど、来るべくしてきた道」 さいたまスーパーアリーナワンマンライブに挑んだ仮面女子たちの本心【アリス十番編】

■澤田リサ「ゴールじゃなくて、スタート」

1512_arice_07.jpg澤田リサの練習ノート。ノートの左に貼付けてあるのは、メンバーに配られるプリント。

――今回のワンマンライブまでの道のりで、最も苦労したことは何ですか?

 私はアリス十番に昇格してから、肉離れになって4カ月間休業したことで、みんなからだいぶ遅れをとってしまい、そこに追いつくのがすごく難しかったです。新曲も気づいたらたくさん増えていて、すごく焦っていましたが、それももうあっという間でした。みんなとここまで来られて、復帰できて本当によかったです。

――澤田リサさんにとってのさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブとは?

 ゴールじゃなくて、スタートだと思います。まだ私たちは始まったばかりだと思うので、これをゴールにしないで、始まりだと思って、一つひとつの階段を上っていきたいと思います。さいたまスーパーアリーナから始まって、どんどん突き進んでいきたいです。

■月村麗華「今後の自分の自信になる一日」

1512_arice_08.jpg今回は仮面女子候補生をメインで担当していた“総長”。

――今回のワンマンライブまでの道のりで、最も苦労したことは何ですか?

 苦労したことはたくさんありますが、自主的にプライベートの時間を削ってやっていたビラ配りや、メンバーがいっぱい減ったタイミングも、心を痛めたメンバーがたくさんいたので大変でしたね。でも、今考えれば、それがあったからこそ、すごく絆が深まったのだと思います。

 まぁ、でも、常設劇場が出来る前とかは、基本的に待ち時間にいられる場所もないようなところで、ひたすらライブに出させていただくという、無名な私たちを人前でパフォーマンスさせてくださいとお願いする状況からのスタートでしたから。その頃は先も見えないし、たまに我に返って不安になることもありました。今のメンバーで、その時代を経験しているメンバーは本当に数えられるくらいしかいないですが、そういう時代のメンバーが伝えて理解してくれていると思っているし、私もマネージャーとして伝えているので、気持ちはひとつで頑張っているのではないかと安心はしています。

――ワンマンライブはいかがでしたか?

 いや~。仮面女子のステージ中は、わりと見ることができたのですが、「夏だね☆」での大事なボート航海のシーンは、アンコールで登場する仮面女子候補生を舞台袖に待機させなければならなかったので、一番見たいところを見られなかったのは残念でした。その候補生は、オープニングアクトで臨機応変な対応が出来なかったのが、反省点です。きっと普段の劇場公演だったらできていたことが、会場が大きくなって緊張して出来なったと思うので、どんな会場でも臨機応変に対応することは、重要になってきますね。そこは今後の課題としてやってもらいたいですが、それ以外は本当に楽しんでやってくれていたし、ちゃんと眼に焼き付けるという約束も果たしてくれたようなので、よかったと思います。

――月村麗華さんにとってのさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブとは?

 通過点ですよね。ここがゴールではないので、そこだけはみんな勘違いしないでほしいと思います。まずひとつ目のゴールと思っている子もいるかもしれないですが、ここがゴールだと思っていたら、その先が何もなくなってしまうので。ひとつの大きな通過点であって、今後の自分の自信になる一日だと思うので、今後もこの一日を忘れないで、胸を張って活動をしてもらえればと思います。
(取材・文/桜井飛鳥)

☆明日は【スチームガールズ編】をお送りします。

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