ライダーたち、そして鶴太郎と竹中直人も共演!? 王道の中にスタッフの遊び心も感じられる『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』レビュー

 そういえば今回は何と鶴太郎も変身するのだが(あれを仮面ライダーと呼ぶのかどうかはよくわからないが!?)、そうなると16年夏の『劇場版仮面ライダーゴースト』では、おそらく竹中直人も変身するとみた。一体どういうライダーになるのか興味津々である(というか、一度くらいは彼を変身させないともったいないでしょう)。

 今回はスーツアクターからスタントマン、アクション監督、そして現在は本編監督としての数も多いベテラン金田治監督のメガホンだが、林誠人の脚本が上手くまとまっているのか、時にアクション描写に力が入りすぎてドラマ部分が脆弱になることもままある、この監督のウィークポイントがかなり緩和されており、1本の長編映画として淀みなく見ることができたし、何よりもラスト、『ドライブ』ファンが真に見たかった結末が用意されているのは嬉しい限りでもあった。

 しかしこの『MOVIE大戦』シリーズ、今回の構成改変からしても、少し曲がり角に来ているのかもしれない。来年度はどうするのか、やはり期待半分不安半分といったところではある。
文/増當竜也

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