デビューから2年で培われた2人のコンビネーション! SCREEN mode「SCREEN mode LIVE TOUR 2015 ~Discovery Collection~」東京公演レポ

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■バラードからレゲエまで、多彩な楽曲を聴かせる中盤
 ここからはギターとキーボードによるアコースティック編成ゾーンだ。披露されたのは新曲「START LINE」。暗い気持ちを晴らしてくれる様な爽やかで前向きな歌詞が、活動3年目への新たなスタートを切ったSCREEN modeと重なる演目となった。

 続いてデビュー曲「月光STORY」もアコースティックバージョンでの披露された。ここで改めて驚いたのは2人のパフォーマンス・レベルの高さだ。静かなライブハウスに響く勇-YOU-の歌声は驚くほど澄んでいて、かつ伸びやか。一方、雅友のギターの旋律は、勇-YOU-の歌声を引き出すかのようだ。シンプルな編成ながらも、両者の持ち味が絶妙なハーモニーを生み出していた。歌いえ終えた勇-YOU-は「ここで僕達の原点である「月光STORY」を歌うというのは、本当に格別な思い。原点の曲を一緒に感じてくれたこの空間に感謝したいです」と、丁寧に感謝の気持ちを述べていた。

 再びサポートメンバーと合流し披露されたのは、「ピースフルなレゲエ曲を」という曲紹介で始まった「ハジマルメロディ」だ。曲のクライマックスでは、観客全員で手拍子しつつサビをシンガロング。会場は大きな一体感に包まれた。

 静かなピアノの演奏から始まるTVアニメ『黒子のバスケ』第3期第2クール帝光編のED主題歌「アンビバレンス」を経て披露されたのは、今回初披露の新曲バラード「Distance〜風の先へ〜」。この曲はWEBLinkで連載中の漫画『ロング・ディスタンス』のイメージソングとして作られた曲とのことで、雅友も「気合を入れて作った」と語る。披露後「どうでした? いい曲だったでしょ?」と思わず問いかけるほど、勇-YOU-も歌っていて気持ちが良かったそうだ。

「歌って踊って騒げる曲」として披露されたのは最新アルバム収録曲「LOVE and FAKE」。跳ねるベースと、ワウペダルを駆使したギターサウンドで極上のファンクサウンドが作り上げられる。ハードなロックサウンド、陽気なレゲエサウンド、そしてソウルフルなサウンドと、多彩な音作りにSCREEN modeが持つ音楽性の幅の広さを感じずにはいられない。間奏では勇-YOU-によるセクシーな吐息も披露され、会場からは度々黄色い声援があがった。
 ちなみに勇-YOU-はレコーディング時、何度も吐息を録り直した事とMCで明かした。「収録の時にやる吐息ほど恥ずかしいものはない」と当時を回顧し、会場の笑いを誘う一幕もあった。

Naked Dive(DVD付)

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『無彩限のファントム・ワールド』でどんなOP映像になるのかも楽しみ

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