大学誕生に実車版登場……第三次ミニ四駆ブームがAKB48、ジャニーズも席巻中？

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『淳の休日』公式サイトより。

　プラモデルメーカー・タミヤが1982年に発売して以来、今もなお人気を集める、モーター駆動式の自動車模型「ミニ四駆」を通して、ものづくりの楽しさを発信する「燕三条ミニ四駆大学」が6日、三条市桜木町の三条ものづくり学校内に開校。12年頃からジワリジワリと到来の予兆があった“第三次ミニ四駆ブーム”だが、今回の学校開設のニュースに、「いよいよ、ブームが本格化してきたか？」という声がネット上では上がっている。

「82年から発売開始されたミニ四駆は、『月刊コロコロコミック』（小学館）で87年から連載開始された漫画『ダッシュ！　四駆郎』（同）の影響で人気に火が付き、第一次ブームを、同じく『月刊コロコロコミック』で94年から連載開始された漫画『爆走兄弟レッツ＆ゴー!!』（同）の影響で第二次ブームを迎えました。しかし、『爆走兄弟～』の連載が終了した99年には、タミヤ主催のミニ四駆公認競技会『ジャパンカップ』が打ち切りになるなど、第二次ブームが終焉。しばらく人気が下火となる時期はありましが、05年頃から旧車種の再発売を開始すると、第一次ブームに小学生だった30代40代の男性を中心にジワジワと人気が再燃。12年にタミヤは第三次ブーム到来を見越し、『ジャパンカップ』を再開しました。今年に入ると、『ダッシュ！　四駆郎』と『爆走兄弟～』の続編の連載が開始されたり、10月には最高速度が180km／hに達するという実車版ミニ四駆『エアロ アバンテ』が世界初公開され話題を呼ぶなど、ブームが本格化してきているといえそうです」（芸能関係者）

　ミニ四駆ブームは一般人だけでなく、芸能人の間でも浸透し始めているようだ。

「お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が個人で製作しているインターネット番組『淳の休日』で、ミニ四駆のレースに参加している姿を見せたり、7月に放送された『ミニ四駆選手権2015』（テレビ東京）では、ボビー・オロゴンや元AKB48の秋元才加がミニ四駆好き芸能人として参加していました。また、大のミニ四駆好きを公言しているNEWS・増田貴久は、仲間内で年に10回のペースで“増田杯”を開催。その開催場所が、『週刊女性』（主婦と生活社）に報じられ、ファンの間で話題となりました。他にもジャニーズには、Kis‐My‐Ft2の藤ヶ谷太輔・宮田俊哉・横尾渉がラジオでミニ四駆について熱く語るなど、ミニ四駆好きが潜んでいるようで、彼らに感化されて、今後ジャニーズの中でもミニ四駆ブームが広まる可能性はあります。AKB48にしても、秋元の影響でミニ四駆に興味を抱くメンバーがでてくるかもしれませんね」（同）

　発売30周年を迎えた12年時点で、累計販売台数1億7,000万台を突破したミニ四駆だが、第三次ブームが本格的に到来すれば、2億台という大台にも早々に到達できそうだ。