アニメーション神戸、第20回を機に次の段階へ 『SHIROBAKO』水島努監督の寄せたコメント「『ぷるんぷるん天国』に期待してください!」で爆笑の一幕も

kobe203.jpg作品賞『攻殻機動隊 新劇場版』で登壇の黄瀬和哉(総監督・キャラクターデザイン)

 次は同じく作品賞の『攻殻機動隊 新劇場版』から、黄瀬和哉(総監督・キャラクターデザイン)が登壇。「本来なら監督した野村(和也)さんが来て頂いた方がいいのではないかと言ってたんですけど、今回は野村さんが仕事が忙しいということで、僕も別に暇ではないんですけど」と、こちらでも軽く笑いが。「作ってる間は地獄のような日々を送っておりましたが、終わってしまえば本当にあっという間だった」などと振り返った後、「思い出としては、最後の最後にちょっと脚本の冲方(丁)が何かやってしまいまして、事実無根だったんでそれは良かったんですけども、本当に応援をしてくださった方々に御礼を申し上げたいと思います」とのオチで笑いを誘った。

kobe204.jpgビデオコメントにて特別賞の安彦良和(総監督)

 特別賞の安彦良和(総監督)からはビデオメッセージが届いた。「僕はかつてアニメーション界の落第児で、ダメだなぁということでアニメを辞めた人間なんです。若い方は昔のことをご存じないかと思います。それから四半世紀経って、ちょっと何の因果か、またアニメーションに首を突っ込んでいる現状なんですが、そういう風変わりな人間が、こういう賞をいただいていいのだろうか」と悩んだとのこと。今年3月まで神戸芸術工科大学で教授を務めた縁もあり「できればみなさんの前に出て、直接賞を頂こうと思ってたんですけど、時間の都合がつかなくて」と経緯を説明した。

 現在進行中の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』シリーズについても「もしかするとかなり長丁場になるんじゃないかという予感がしております。僕の作家寿命からすると長いか短いかわからないんですけども、どうやら予想外にアニメーションとの関わりをこれからも持っていくような気がしております」と言及。「この賞に応えるべく、これからもアニメーション関係でも頑張ろうと思っております」と、気持ちを新たにしていた。

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