『FAIRY TAIL』舞台化発表に“グラビアアイドル祭り”を懸念する声! 『ONE PIECE』のスーパー歌舞伎化を意識か?

1512_butaika.jpg舞台『FAIRY TAIL』公式サイトより。

 4日、「週刊少年マガジン」(講談社)連載中で、累計発行部数2,500万部以上を誇る人気コミック『FAIRY TAIL』(同)が、来年4月に俳優集団D-BOYSの宮崎秋人主演で舞台化されることが明らかになると、ネット上では即座に「血迷ったか?」「失敗するのが目に見えているのは俺だけじゃないはず」など、反対の声が多く上がる事態に。

「人気コミックの舞台化に関しては、1974年の初演以来、通算観客動員数500万人を突破し、宝塚歌劇団史上最大のヒット作といわれる『ベルサイユのばら』や、03年の初演からキャスト交代を繰り返し、今年3月には累計動員数200万人を突破した『ミュージカル・テニスの王子様』など、成功例もあるのですが、『FAIRY TAIL』は主人公ナツ・ドラグニルの魔導士としての成長を描くファンタジー作品であるだけに、『実写化はハードルが高すぎる』『せめて、CGが使える映画で実写化するべきでは?』などといった、原作ファンからの批判交じりの不安の声は多く、さらにネット上では『STOP!』『Why? Japanese people!』など、世界中の原作ファンから舞台化を疑問視する声が。また、『FAIRY TAIL』に登場する女性キャラクターは巨乳が多いことから、『グラビアイドル祭りになるのでは?』という懸念の声も上がっているようです」(芸能関係者)

 原作ファンも首を傾げる『FAIRY TAIL』の舞台化だが、これには、今年の10・11月に新橋演舞場で公演された、スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』が影響を及ぼしていると指摘する声も上がっている。

「スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』は、人気歌舞伎役者・市川猿之助が人気コミック『ONE PIECE』(集英社)を歌舞伎と融合させ演出・出演をし、大きな話題を呼びました。賛否両論はあったものの、結果的には、歌舞伎に関しては若者の新規ファンを、『ONE PIECE』に関しては中高年の新規ファンを獲得し、相互のファンの橋渡し的な意味では成功したといわれ、『FAIRY TAIL』の原作者である真島ヒロがそれに触発されたのではないかという憶測がネット上では広まっているようです。というのも、『FAIRY TAIL』はたびたび、『ONE PIECE』と絵が似ていることを指摘され、連載開始時には『ワンピースのパクリ?』『ワンピースがマガジンに移ったのかと思った!』など、ネット上で騒然となり、“尾田栄一郎=真島ヒロ”説も飛び出す事態に。パクリ疑惑に対しては当然、真島は否定していますが、今回の舞台化を見る限り、意識していると思わざるを得ません」(同)

 ただ、真島も尾田も鳥山明に多大な影響を受けていることを公言しているだけに、「どちらもドラゴンボールのパクリなだけでは?」という声も上がっているようだ。

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