「興奮した」「個人的には好きな方向性」 『FFVII リメイク』最新トレーラーで期待値上げるも、まさかの分作!?

2015.12.09

YouTube『FINAL FANTASY VII REMAKE for PSX_JP』より。

 サンフランシスコで、今月5日(現地時間)より「PlayStation Experience 2015」(以下、「E3」)が開催。PS4用ソフト『ラチェット&クランク』(SCE)や、8年ぶりのナンバリング最新作『エースコンバット7』(バンダイナムコエンターテインメント)の発表が行われる中、一際注目が集まったのが『ファイナルファンタジーVII リメイク』(スクウェア・エニックス)の最新トレーラー。公開されたトレーラーを観たファンからは多くの期待が寄せられているが、分作との発表もありテンションの持続が懸念されそうだ。

 シリーズ初のプレイステーション用ソフトとして期待される中、1997年に発売となった『ファイナルファンタジーVII』(当時スクウェア)。キャラクターデザインを鳥山明氏が務めた『トバルNo.1』に体験版がつけられており、その段階で期待を裏切らない仕上がりとなっていたが、発売後は体験版を遥かに凌駕するクオリティで全世界を魅了した。

 武具にはめてアビリティを覚える“マテリア”や、スノーボードなどのミニゲームはもちろんのこと、いまなお高く評価されるのは、続編となる映像作品『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』が作られることとなったストーリーにある。ヒロイン・エアリスの死や、そのエアリスを殺すセフィロス、そして闇を持った主人公・クラウド……全体的に悲しく切ないストーリーに多くのプレイヤーが涙した。

 シリーズの中でも評価が高い『ファイナルファンタジーVII』のフルリメイク作品となる『ファイナルファンタジーVII リメイク』。最新トレーラーに登場する主要キャラクターはクラウドと、右手にガトリング砲を持つバレットと少ないながら、アクションRPGのような戦闘シーンが映し出されている。その圧倒的なビジュアルに、発表された「E3」の会場では、多くの来場者がスタンディングオベーションするほどの盛り上がりを見せたという。

 ただ、キャラクタービジュアルにしても戦闘にしても、ファンの意見は分かれるところ。「やりてぇえええ」「興奮した」「バレットカッコいいじゃん。ミッドガルをノンビリ散歩してみたい」「スクエニにしてはCGにこだわりを感じないけど、個人的には好きな方向性。あとはセフィロス次第」といった声もあれば、「バレットが二枚目過ぎる」「なんか筋肉の表現が好きじゃない」「アクションみたい」「アクションゲーはやめろとあれほど!」「むしろ2Dドットでリメイクしろよ」「アクションゲームっぽくなるんか。懐古してるのっておっさんばかりだろうにいいんか?」という声もある。

 また、「ティファ次第だな」「ティファいないじゃん、やり直し」「もったいぶってないでティファはよ」「ティファのおっぱいがどのくらい揺れるかだな」など、ドルフィンブロウが眩しいもうひとりのヒロイン・ティファを見てから決めるというファンも多い。

 さらに7日に「フルリメイクを行うにあたり内容の多くを見直し、分作として制作を進めております」と発表されたことを受け、「単なるリメイクソフトなのに何部作になるんだ」「もうダメじゃん、この業界」「FF7-2、FF7-3……」「物語の続きを知っているだけにイライラしそうだな」「買うのやめるわ」といった声も上がっている。

 期待値の高さから、さまざまな声が上がっているのだろうが、発売日が決まっていない上に、分けて出されるとなると、ファンもダレてしまいそう。6日より、オリジナル移植版がプレイステーション4向けに配信を開始しただけに、そのままの流れでフルリメイクもプレイしたいところ!?

編集部オススメ記事

注目のインタビュー記事

人気記事ランキング