「GOTY」は『ウィッチャー3』!! 和ゲーが奮闘、小島秀夫氏も称賛した「The Game Awards 2015」

1512_goty2015.jpg『ウィッチャー3 ワイルドハント』公式サイトより。

 今月4日(日本時間)「The Game Awards 2015」が行われ、『The Witcher 3:Wild Hunt』(以下、『ウィッチャー3』/スパイク・チュンソフトほか)が、見事「Game of the Year」(以下、「GOTY」)に輝いた。同作は「Best Role Playing Game」「Developer of the Year」(開発元・CD PROJEKT RED)も受賞。この結果には、国内のゲーマーも納得の様子だ。

『ウィッチャー3』のほか、SCE JAPANスタジオ×フロム・ソフトウェアのアクションRPG『Bloodborne』(SCE)、オープンワールドRPG『Fallout 4』(ゼニマックス・アジア)、小島秀夫氏が何かと話題を呼んだ『Metal Gear Solid V:The Phantom Pain』(以下、『MGSV:TPP』/コナミデジタルエンタテイメント)、『スーパーマリオ』のステージが自分で作れる『スーパーマリオメーカー』(任天堂)がノミネートされていた「GOTY」。5作中3作が日本のゲームということで、注目が集まっていた。

 ただ、有力と目されていたのは、10月に開催された「Golden Joystick Awards」でも「GOTY」を受賞した『ウィッチャー3』。そして、下馬評どおり「The Game Awards 2015」でも同作が栄冠に輝いた。これにはゲーマーからも「まあ、これ以外ないからな」「RPGのハードルを上げちゃったね」「もう、洋ゲーやらない人はRPGを語るなと言いたい」「魔法使うのがこんなに楽しいゲームは他にない」「『GOTY』最多獲得も『ウィッチャー3』になると思うね」など、『ウィッチャー3』を高く評価した上で納得する声を上げた。中には「これからは多くのRPGが『ウィッチャー3』のフォロワーになることだろう」と予言する人も見られる。

 とはいえ、日本のゲームも負けていない。「Best Score/Soundtrack」と「Best Action/Adventure Game」に『MGSV:TPP』が、「Best Family Game」には『スーパーマリオメーカー』がそれぞれ選ばれている。また、「GOTY」にはノミネートされていなかったものの、「Best Shooter」と「Best Multiplayer」で『スプラトゥーン』(任天堂)が受賞。健闘を称えたい。

 なお、コナミは「長期休暇中で、現在も社員として在籍している」と退社報道を否定しているが、いまだ「離れた」との声が耐えない、『MGSV:TPP』の小島氏は「The Game Awards 2015」を欠席。主催者であり、小島氏と親交が深いGeoff Keighley氏によると「コナミがイベント参加を許可しなかった」とのこと。

 これを受け、会場でもブーイングが起こったようだが、日本からも「なんで小島をここまで締めつけるんだよ」「コナミは本当にクソだな」「ブーイング起きてて笑えるわ」「マジで潰れてほしい」「コナミのやってることは日本の恥」など、コナミ批判が相次ぐ結果に。小島氏の代わりに、スネーク役のキーファー・サザーランドが登壇したが、ファンとしては役不足だったのかもしれない。

 最後に、Keighley氏の「きっと日本でこのイベントを観ている」という言葉どおり、小島氏は観ていたようで、発表後、自身のTwitter(@Kojima_Hideo)で「ありがとうございました」「Thank you very much」と国内外のファンに向け感謝を伝えた。言うまでもなく、「心より、祝福申し上げます。本当に本当に、おめでとうございます」「情熱を徹底的に形にする物作りができるのは、小島監督しかいないと思います」「こちらこそ神ゲーを出していたただきありがとうございます!」などの声で溢れた。

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