『シュタインズ・ゲート』再放送23話で『0』へと繋がる“世界線変更”エピソードが!?　突然の新作登場にファンの反応は…!?

• ツイート
• 

『STEINS;GATE 0』公式サイトより。

　2日深夜にTOKYO MX、ニコニコ動画にて放送された大人気空想科学ADVを原作とするTVアニメ『STEINS;GATE（シュタインズ・ゲート、以下『シュタゲ』）』第23話を受けて、ファンが大興奮中である。というのも再放送のはずだったというのに、放送時のストーリーとは異なる“改変再放送”“β世界戦”を描いたものが放送されたのだ。

『シュタゲ』は、天才少女・紅莉栖との出会いを経て、岡部をはじめとする愉快なラボのメンバーたちは偶然にもタイムリープマシンを発明してしまう。やがて、紅莉栖に絶望的な未来が待つことを知った岡部は、何とか惨劇を防ごうとするのだが……というタイムリープSFアドベンチャーゲーム。やや難解ながら練りこまれたストーリー、勢いのある展開、個性的なキャラクターたちで大ヒットとなった。

　原作ゲームには各ヒロインごとのルートが用意されているが、メンバーたちや世界、そして紅莉栖を救うために岡部が頑張る、というルートに沿った物語がTVアニメでは描かれた。本来の、というか改変前の23話は「何度、世界線を超えても牧瀬紅莉栖を救うことができない岡部倫太郎。椎名まゆりはそんな岡部にビンタを見舞い、鼓舞するのだった」というストーリーだった。ところが、“改変再放送”では「まゆりが、心が折れかけた岡部を優しく抱擁、牧瀬紅莉栖を救うことをあきらめてしまう」と、まるで逆のストーリーとなって、完結を迎えてしまったのだ（9日に放送予定だった24話は放送されず、特別番組“Making of STEINS；GATE 0 ～終わりと始まりのフラグメント～”を放送）。

　シリーズ最新作『STEINS;GATE 0』の発売を12月10日発売に控え、7月から2011年に放送されたTVアニメが再放送されていたが、『STEINS;GATE 0』で描かれるのは、まさに“紅莉栖を救うことをあきらめてしまった未来の物語”。ドンピシャのタイミングでの改変で、新作発売直前で高ぶっていたファンたちを「世界線を変えてきたか！」「神改変！」「ますます『0』をプレイしてきたくなってきた！」と大喜びさせたのだ。

 
• 1
 
• 2
 
• 次のページ