お値段4万2,000円! 『よつばと』テディベア、シュタイフ製“ジュラルミン”は高いか、安いか?

1511_jyurarumin.jpg『Steiff × よつばと!』MOVIC公式サイトより。

 今月27日、およそ2年半ぶりに最新単行本13巻が発売され、賑わいを見せる日常系マンガ『よつばと!』(アスキー・メディアワークス)。なんとこのたび、作中に登場するテディベア・小岩井ジュラルミン(以下、ジュラルミン)が発売されることが決定した。単行本発売もあり、とことん高まっているファンからは「ほしい!めっさほすぃ!!」との声が上がるのだが、お財布との相談にもなりそうだ。

 よつばととーちゃんが暮らす小岩井家の隣りに住む綾瀬家の三女・恵那のぬいぐるみ・ジュリエッタを、よつばが間違って“ジュラルミン”と覚えたことから、名づけられたジュラルミン。初登場は57話「よつばとジュラルミン」(9巻収録)で、とーちゃんとコーヒーミルを買いに行った際、立ち寄ったお店で出会い、5万円でありながら無事に購入された。ちなみに、グロウラーが搭載されており、「めえええ~」と鳴く。そのジュラルミンが、見事に再現されたテディベアが発売される。

 作者・あずまきよひこ氏のデザイン画をもとに、ゼロから型を起こされた、完全オリジナルテディベア・ジュラルミン。微妙なニュアンスのとぼけた表情や、赤と水色のリボンをはじめ、忠実に再現されたジュラルミンは、素材となるモヘア(毛)の選定から始まり、瞳のパーツ、毛の刈り込みバランスなど、すべてあずま氏の監修済みとのこと。

 おまけに「めえええ~」と鳴くとなれば当然、ファンからは「めちゃめちゃ欲しいぃぃ!!!」「かわいい…ほしい」「『めぇ』って鳴くのかよ!欲しい!」「凄いリアル。リボンも再現されている」「絶対買います!今年生まれた娘へのクリスマスプレゼントに!」「自分へのご褒美に買っちゃおっか悩みます。旦那にねだったら『自分も欲しいから各々で』と言われました」という声が上がる。

 ただ、値段が4万2,000円(税抜き・送料込み)ということもあり、「高くてマジでビビった」「『ほしいなー』と思ったけど、値段見て諦めた」「欲しくてしょうがないのですけど、金銭面で諦めました」「欲しいけどよんまんえん」「0ひとつ多くない?」「PS4より高いのか」「たっけぇえええ!! こんなのとーちゃん買えないよ!!」という声も多い。また、「シュタイフだし、これくらいするか」「シュタイフ製だった。そら高いわ」と納得するファンも。

 そう、ジュラルミンを手掛けたのは、あずま氏(@azumakiyohiko)も「シュタイフがジュラルミンを作ってくれました。シュタイフが、です」と強調して述べるほど有名なドイツの最高級ぬいぐるみブランド・シュタイフ。1880年、マルガレーテ・シュタイフが創業したシュタイフは、1902年にマルガレーテの甥、リチャード・シュタイフが「本物のようなクマのぬいぐるみ」を思いつき、世界で初めてのテディベアを設計した。名前の由来はご存知の人も多いであろう、セオドア・ルーズベルト大統領のニックネーム“セオドア=テディ”に因んだもの。その後、着実にファンを増やし、1980年には100周年を記念して「シュタイフミュージアム」開館。また、2005年には125周年を記念して「新シュタイフミュージアム」も開館した。

 テディベアは、職人により手作りで作られるため、同じものが存在しない。さらに限定品もあり、世界中にコレクターがいることが知られる。ゆえに高額で取り引きされるものもあり、中には100万円を超えるテディベアも。今回発売されるジュラルミンも数量限定だし、すぐに高額取り引きの対象になることだろう。もしかしたら、○百万円なんてことも!? そう考えると4万2,000円も安く感じる?

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