「アニメ関連番組は豊富だった」誰が見ていたのかわからない「NOTTV」終了を、“オタ目線”で見てみると……?

1511_nottv.jpg「NOTTV」公式サイトより。

 27日、docomoのサービスの1つである「NOTTV」を来年6月末で終了することが、運営元の株式会社mmbiより発表された。2012年に「日本初のスマートフォン向け放送サービス」として鳴り物入りで始まったものの、当初想定していた会員数の獲得に至らず、今後の事業継続が困難な見込みになった、とのこと。今年9月末の段階で会員数は約154万件と発表している。結構大きな数字に思えるが、docomoの携帯を契約する際にセットでサービスに加入し、そのまま放置している人も多い、ということなのかもしれない。

 実際、「NOTTV」の終了を受けて、ネット上では「dTVと違ったんだ!」「誰が見てたの?」「NOTTV終了?だろうな」といった声がほとんどで、終了を悲しむ声はあまり見かけない。しかし、実は「NOTTV」オリジナルのアニメ関連オリジナル番組がかなり豪華だったことをご存知だろうか。

 代表格としては「中川翔子☆アニメが好ぎだーーーっ!!」。森久保祥太郎や神谷明、飯田里穂などがゲストとして登場し、しょこたんとゲームをしたり、視聴者からの質問に答えたりする番組だ。また、「Voice Bar キュイーン’S」もなかなかの豪華ゲストを集めており、小山力也、井上和彦、浅野真澄、さらには野沢雅子まで登場。番組内コーナー「夢の胸キュンボイス!」では、ゲスト声優や出演者がテーマに沿ったセリフをその場で披露するなど、内容も充実している。

他にも「浪川大輔とアニメサポヲタ倶楽部ww」など、アニメ好きにはたまらないオリジナルコンテンツが数多く、アニマックスも含めた6チャンネルの番組を見られるなど、実はそれなりに魅力的なサービスをしていたのだ。

 ただ、docomoユーザーしか見られない、番組自体の知名度が低いなどもあり、これらの番組を知っている人のほうが少ないのではないだろうか。こういった番組が終わってしまうことに寂しさを覚えつつ、どんどん出てくる新しいサービスに、栄枯盛衰を感じずにはいられない……。

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