「シンプル」vs「ボタンだらけ」!? ゲーミングマウス論争激化で「これ使ってるやつは彼女いない」の暴言も!

1511_mouse_01.jpg『Indiegogo』より。

 PC作業において、キーボードと並び必須となるマウス。各メーカーから実に多種多様なマウスが登場しており、中には超高精度ゲーミンググレードレーザーエンジンを搭載した5万円を超えるものまである。強豪ひしめく(?)マウス業界に、新たに2機が参戦し、少~しだけ盛り上がっているので紹介させていただこう。

 一つ目はシンプルでグッド・デザインなマウス。コンピュータゲームをスポーツと捉えるe-Sportsのタイトル「League of Legends」や「Counter-Strike:Global Offensive」などで、世界トップクラスの実力を見せるプロゲームチーム・Fnatic。これまでにコラボレーションモデルのゲーマー向けPC周辺機器を展開してきたFnaticが、独自ブランド「Fnatic Gear」を設立した。その第1弾として、メカニカルキーボード、プラスチック製マウスパッド、布製マウスパッド、そして、右手用光学式マウスという4製品が誕生。

 ブラックなボディの左側に2つのサイドボタンがついたシンプルなデザインながら、センサーにPixArt Imaging製の光学モデル「ADNS-3310」を採用したマウス・FLICK(49ドル・約6,000円)。最大トラッキング速度・130IPS、最大加速度・30G、最大トラッキング解像度・5000CPIに加え、256KBの容量を持つフラッシュメモリも内蔵している。なおFnaticは、最近のゲーマー向け周辺機器とは違い「ピカピカ光る緑色のライトがあったところで、Pentakill(敵を5人倒したの意)は獲れない」「e-Sports向けの機器はシンプル、快適さ、信頼性が重要」と述べた。このたび登場するFLICKを含めた4製品は、その思想をそのまま形にしたものと言えそうだ。

 これには、日本からも「良さそうだな」「ほんとそのとおり。光る意味ないし、メカメカしいデザインもいらん」「素晴らしい。これだよこれ。もう見せかけのゲーミングデバイスは要らない。“質実剛健”路線に行ってくれるならリピーターになる」といった声が上がった。ただ、「光ってなんぼだろ」「わかってないな。光るから売れるんだよ」「オタクはピカピカしたのが好きなんだ」との声も。

 プロゲームチームらしい硬派なマウスが登場したかと思えば、首を傾げてしまうようなマウスも登場。

1511_mouse_02.jpg『エレコム』公式サイトより。

 エレコムが立ち上げた、MMORPG向けのゲームデバイスの新ブランド「DUX(ドゥックス)」から、RPG操作に最適化した機能を多数搭載した入力デバイスなどが、来月上旬より発売される。ラインナップはゲーミングヘッドセット、ゲームパッド、ゲーミングキーボード×2、そして、ゲーミングマウス×3の7製品。

 マウスの中で特にゴリゴリなのが、有線・無線で2台別々のパソコンに接続し、それぞれを同時に操作ができる、19ボタン+2ホイール搭載のM-DUX70BK(税込・15,347円)。各ボタンにメインパソコンとサブパソコン個別に機能を登録でき、複雑な操作が実現可能で、計25カ所に好みの機能を割り当てられるそうだ。

 しかし、カブトガニがゾイドになったような見てくれに対し、「いや~、キツいっす」「戦車かと思った」「誤操作不可避」「間違いなくこのマウス使ってるやつは彼女いない」「こんなん使ってたらハゲるわ」「もう使いやすさとか関係ないんだよな。アホが『俺こんなの使ってるぜ!』って自慢するためのアイテム」などの声が上がってしまう結果となった。ただ、「必要ないだろ」と感じつつも、「使いこなす動画があるなら観てみたい」と思ってしまったのは、筆者だけだろうか。

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