『ドラゴンボールカードダス』が18年の時を経て復活!!……だけど「超の作画がゴミすぎて泣ける」!?

2015.11.23

『ドラゴンボールカードダス セレクションブースター Vol.1』公式サイトより。

 1980年代後半~90年代前半にかけ、爆発的にヒットしたバンダイのトレーディングカード「カードダス」。子どもの頃、20円を握り締めて自動販売機(カードダス20)に並んだ人も多いのではないだろうか。「カードダス」は、さまざまなアニメやキャラクターものが登場したが、中でも当時人気が高かったのが『SDガンダム』と『ドラゴンボール』。このたび、後者が復活し、来月より発売されることが決定した。また、現在放送中のTVアニメ『ドラゴンボール超』(フジテレビ系)の「カードダス」の発売も決まり、今月20日より予約が開始されたのだが、当時をよく知るファンからは「作画がダメすぎて泣ける」という声が漏れている。

 88年~97年のおよそ10年間で30弾まで展開し、累計20億枚以上を販売した『ドラゴンボールカードダス』。来月26日から全国のコンビニや玩具店、カード専門店などで発売される『復刻版 ドラゴンボールカードダス セレクションブースター』は、30弾までの中から特に少年の心を掴んだ「レッドリボン軍編」から「フリーザ編」(1~8弾)までの傑作選を復刻したものとなる。“キラ”とも呼ばれるホログラムカードに関しては、52種すべて収録されるというのだから、太っ腹すぎておじさんドキがムネムネだ。そこに1~4弾のデザインをリメイクし、90年代に発売した『ドラゴンボール 90・91』に限定収録されたオリジナルホログラムカード4種まで加わった全132種。

 その『復刻版 ドラゴンボールカードダス セレクションブースター』が8弾まで刻まれ、自販機ブースター・200円(税込)、ブースターパック・200円(+税)、それぞれ6枚セットで発売される。これには「懐かしいな」「持ってたわ」「メンコも集めてたな」「ジャンボカードダスも出そう」「ラディッツと一緒に死んだときの目を瞑ってる悟空のカードがトラウマ」「悟空がスーパーサイヤ人になって睨んでるカードがめっちゃかっこよかった」「キラをシールにしなければ弟を殴ることはなかった」「ナイトガンダムは?」「カードダスはガンダムのやつしか覚えてないな」「ドラクエアベル伝説(ドラゴンクエスト アベル伝説)の買ってたわ」など、懐かしむ声が多く上がった。

 ちなみに、『ドラゴンクエスト アベル伝説』というのは、フジテレビ系でかつて放送された『ドラゴンクエスト』(当時・エニックス)シリーズをもとにしたTVアニメ『ドラゴンクエスト』の「カードダス」。(※夏休みによく再放送された)

『復刻版 ドラゴンボールカードダス セレクションブースター』で、おじさんを童心に返したかと思えば……。

 20日より予約が開始された、30弾から18年ぶりに復活する新弾『ドラゴンボールカードダス【復活する伝説】31弾・32 弾 COMPLETE BOX』。こちらは『ドラゴンボール超』の新規イラストや名場面を多数収録した全84種(31弾・32弾、共に42種ずつ)。さらに、収録カードがすべて入る特製6ポケットバインダー1冊、収録カードの隠された戦闘力が見えるスカウター型カード1枚、超プロモカード1枚、カードの遊び方や収録カードが載っている特製小冊子1冊がついて、1セット7,800円(+税)となる。

 完全新作ながら、作画の酷さを中心に、あまりいい声が聞こえてこない『ドラゴンボール超』だけに、『ドラゴンボールカードダス【復活する伝説】31弾・32 弾 COMPLETE BOX』に対しては、「たけー」「超のカードいらねーだろ」「超の作画がゴミすぎて泣ける」「絵、下手すぎるだろ」「パチモン臭がするセリフばかりだな」といった声が目立つ。視聴率も低いようだし、売れるか心配になってしまうが、誰の目にも留まらなかったから後々高値になるなんてこともまま見られるし、実は『復刻版 ドラゴンボールカードダス セレクションブースター』より、こちらが買いなのか!?

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