「ようやくPS4買う理由ができた!」「スマホで充分だろ」“おっさんホイホイ”RPG『いけにえと雪のセツナ』にゲーマー二極化!!

1511_ikenie.jpgYouTube「『いけにえと雪のセツナ』TGS2015トレイラー」より。

 9月開催のプレイステーションの販売戦略発表会「SCEJA Press Conference 2015」で発表されたプレイステーション4&Vita用RPG『いけにえと雪のセツナ』。懐かしさが漂い注目が集まっていた同作の発売日が、来年2月18日に決定した。これには「そうそう! こういうのを待っていた」と沸くゲーマーが見られるのだが、その一方「スマホで充分」というゲーマーも。

 スクウェア・エニックスの子会社で、RPG特化の開発スタジオ・Tokyo RPG Factoryが開発を担当した、“Project SETSUNA”第1弾となる『いけにえと雪のセツナ』。“あの頃、みんなRPGに夢中だった。とりもどそう。ボクたちのRPG”をキャッチコピーにした同作は、純国産RPGが隆盛を極めた1990年代のプレイフィールを追及し開発された“おっさんホイホイ”RPGとなっている。

 例えば街でいうと、村人と会話をすることでストーリーが展開されたり、宝箱が落ちていたり、ショップ画面は『ファイナルファンタジー』シリーズの流れであったりする。また、敵と接触することで始まるバトルも、ATB(アクティブ・タイム・バトル)によるコマンド選択式となっており、トレーラーを見る限り、複雑な操作性は見られない。おまけに、『クロノトリガー』の“エックス斬り”っぽい技も飛び出しているのだから、「とりもどそう。ボクたちのRPG」とも言いたくなる。

 雪を背景にしたストーリーも、「その島には、古来より伝わる習わしがあった。十年に一度いけにえを捧げ、魔物被害を抑制する。このいけにえの儀式により、かろうじて島の平穏は保たれてきた。ところが、次の儀式の年を待たずして、魔物被害が急増し始めたのだ。事態を重く見た島の人々は、例外ではあるものの再度いけにえを捧げることで魔物たちを鎮めようと考えた。いけにえの名は“セツナ”。極めて高い魔力を持つ十八歳の少女。いけにえの儀式が行われる“最果ての地”へ、“セツナ”は護送団とともに旅立ってゆく――」と、何だかいい感じ。腕利きの傭兵である主人公が、セツナを守りつつ最果ての地を目指すも、土壇場になって「やはり、いけにえに捧げることはできない」と葛藤するんですよね、わかります(妄想)。

 そんなおっさんのツボを押さえた古き良きRPGの発売日が決まると、古参ゲーマーからは「いいじゃん」「キャラかわいい。買うわ」「王道って感じが出てていいな」「ようやくPS4買う理由ができたな」「グラがキレイだな。俺はVita版買うわ」「おー、久々に期待してたのがそのままきたな。こりゃ買うしかない」「クロス(クロノクロス)とサガフロ2(サガ フロンティア)の中間みたいな感じ。おっさん向けだな、こりゃ」「正直、童心を思い出させてくれるなら何でもいい」など、興奮交じりの声が上がった。

 しかし一方、時代にマッチしていない感もあり、「コマンド選択式は今の時代にキツいだろ」「なんかしょっぺえな」「PS2かな?」「FF7みてえだな」「ドット絵を期待してたのに、なんやねんこれ」「何のためにPS4買ったのかわかんねえな」といった声も。

 また、「スマホゲーっぽい」「スマホゲーじゃん」「マジでスマホゲーだと思った」と述べるゲーマーもおり、「スマホじゃいかんのか?」「こんなのスマホで1,000円でいいやろ」「この程度ならスマホで出したほうがいいだろ」「取り戻したいならスマホで出せや」「スマホゲで充分」「課金要素は?」という声も多く見られる。

 古参ゲーマーが減ったのか、スマートフォン用ゲームが伸び、据え置き機向けのソフトが落ちてきている昨今のゲーム業界。新参ゲーマーも『いけにえと雪のセツナ』で、“おっさんのRPG”にどっぷりハマってくれると、多少なりとも流れも変わりそうなものだが……。
(ゲーム作品に関して、言及のない限り、販売元はスクウェア・エニックス)

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