アニメ監督・りょーちも、今なお続くFlashへの誤解に困惑 「ちゃんと動いてるのをクライアントに理解させるのが難しい」【前編】

1118_ryotimodougateikoku.jpg「大日本動画帝國」公式サイトより。

 2000年頃には、第12回CGアニメコンテストで新海誠監督の『彼女と彼女の猫』がグランプリを受賞するなどの出来事があった。 
りょーちも「その時に映像賞の『カエル男の左目』が超ツボでめっちゃ好きなんですよ。あの表現力が日本人離れしすぎてて。90年代後半までは、関西で『アニメだいすき』っていう、夏休みとか冬休みにまとめてOVAを流しまくる番組があって、その影響を受けてるんです。恐らく関西の人たちは『凄いの見ちゃった!』とか『あれを作りたい!』とか触発されてるはず。『大日本動画帝國』も投稿したことあるんです。2000年くらいに連結して1話になる『ジェットボーイボブ』みたいなタイトルのをショートで。d-pixedで制作してました。そこでGIFをアップしていたろっとんさんと設楽清人さんと話をしたりでつながりができました」

『大日本動画帝國』は、イラストレーターのコザキユースケや『機動戦士のんちゃん』ののすふぇらとぅ達が運営に参加している投稿サイトで、07年に話題となった「初音ミク」の『【ネギ踊り】みっくみくにしてあげる【サビだけ】』の板井(日暮里本社)らも、よく活用していた。りょーちも監督はこのほか、当時shockwave.comで公開されていた『或る旅人の日記』(記事参照:加藤久仁生監督インタビュー)も好きだったそうだ。

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